インターネットの氾濫とアフターフォロー | 【4コマ漫画】荒れる職場に生きる銀行員

インターネットの氾濫とアフターフォロー

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休みがついに終わってしまいますね、こんばんは、ぶーすかです。

窓を開けていると、心地よい風が吹いてきて、清々しく感じます。


突如出してみたのが、パソコンの普及率について。



女子行員と共に~荒れる職場に生きる銀行員~ぶーすか日記-20090923パソコン普及


内閣府のデータによれば、パソコンの普及率も70%を超えているというから、ほぼ、どこの家庭にもあると思われる。もちろん、ぶーすかも例外ではない。ブログもこうして更新しているのですから・・・。

ぶーすかが初めてパソコンというものに触れたのが、学生時代でしたから1990年頃。PC88シリーズなんて頃ですから相当昔。語句の変換をまだパソコンが考えていた時代だった。

それに比べたら、インターネット・オークションや通販など、ひと昔からしたら想像もつかないほど躍進をしてきた。

銀行においても例外ではない。
今や相談ならず借入の申し込み、そして簡単な審査までがインターネットで出来てしまう時代になった。窓口に来店しなくてもネットですべて完結してしまう。

そもそも家を買うのに、何千万という大きな借り入れが必要としよう。

これは、一般人であれば、人生に1回か2回の大きな買い物であって、最大のイベントでもある。

事もあろうに、この大金を借入しようというのに、ネット上で、マウスを持って、人差指でカチカチッとクリックして進めて審査結果を求めて契約をしようというのだから、人間としての感覚も麻痺してくるのも当然だ。



女子行員と共に~荒れる職場に生きる銀行員~ぶーすか日記-20090923


どこの銀行がいいのか・・・。いやちょっとした買い物にしてもそうだが、インターネットに繋げれば、比較サイトが氾濫し、あちこちで商品レビューを見ることが出来、どこで安く購入できるのかも調べられる。

自宅からにして、あちこちの情報が目の前のディスプレイに映し出されるのだから恐ろしい。



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質問をするのにもネットでする。

ひとたび、質問をネットに投げれば、専門職から経験者まで、様々な意見を吸収できる。
ぶーすかもネットで、金融関係の質問に時々回答を出している。


物に触れず、画面上で撮影された商品だけを見て、購入しようという時代がやってきたのだ。
故に、購入させようとする画面作りが始まり、消費者を惹きつけるためのフレーズがネット上で飛び交う。

商品の強みを出すどころか、キャッチフレーズに趣を置く。
そのフレーズに共感した消費者は、クリックをして決済。いとも簡単に商品が手に入る。

銀行では、借り換えがネットで行われるようになった。
お互いに手間暇がかからず、ひたすら低い金利を選ぶ人が増えてきたのも事実である。
商品で言えば、ひたすら安く購入できるサイトを選ぶようになった。


しかしながら、そこに総じて共通して言えるものがアフターフォローの悪さ。
初めて手にしてみたら、自分の想像と違った・・・。
購入前のリスクは、全て自己責任で確認しておかなくてはいけない。
何かあってもネットで決済しているから、担当に聞くこともままならない。

少額の商品ならまだしも、家のローンの借入や借り換えは、忙しいという理由を100歩譲っても窓口に顔を出してみることをお勧めしたいところである。
20年、30年という長いスパンを考えれば、手続きにかかる数時間ほどの違いは大した時間ではないと思う。
きちんと膝を交えて、銀行の担当者と話して納得するのも必要なのでは。


いやいや、そんなことは必要はない。とにかく安くて時間がかからないもの。


そう思われる読者もいらっしゃると思うが、ふと最近の質問について思ったことを綴っただけである。



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