ブログネタ:最近緊張したことは?
参加中
この映画、「謎だらけ」と思ってしまえば「謎だらけ」だし
ええっ、じゃあ、私の記憶違いって事
昨晩は冷たい雨の降る中、お出かけしてきました
「シャッターアイランド・超日本語吹替版」の試写会です
<あらすじ>
四方を海に囲まれた厳戒な監視体制の「シャッターアイランド(閉ざされた島)」から、1人の女が煙のように消えた。
連邦保安官・テディ(レオナルド・ディカプリオ)は、表向きは事件解決の為、自ら志願してこの島への上陸を果たす。
解けば解くほど深まっていく謎………。
解けば解くほど深まっていく謎………。
この島はいったい何を企んでいるのか?
そして、テディは島を脱出する事が出来るのか?
今回私が観たのは「超日本語吹替版」です
最初は「何故に吹替版」と思いましたが、わざわざ吹替版で試写会を開く理由がちゃんとありまして。
兎に角、観客に「画面に集中して欲しいから」らしいです。
リーフレットにも書いてあるのですが、「1分1秒でも見逃すな!」って事だそうです
字幕版だと、どうしても映像から目を離してしまいますもんね
で、私もその予備知識通り、2時間20分、画面から目を逸らさず、台詞を聞き漏らさないように、物音を立てて周囲の人に迷惑かけないように、、、、と、
かーなーりー硬直したまま、最初から最後まで
ええ、一夜明けた今、かなり首と肩が張ってますよ
誰かに揉んで欲しいくらい、ガッチガチです
そんな、息を呑むほどにド緊張体勢で観た、この映画の感想ですが、、、
観終わった後、一緒に行った友達と顔を見合わせ…
「はあ~~?????」
って言っちゃいましたよ
これもリーフレットに書いてあるんですが、
「あなたの脳を信じてはいけない」
まさに、その通りです
周囲にいる人が疑わしく見える
だからと言って、自分の記憶や視覚や感情を、そっくりそのまま信じてもいいのか?
自分を絶対に「正しい」と思ってもいいのか?
でも、自分まで疑ってしまうと、
「誰が正しくて、誰が間違っているのか?」
「自分の存在も間違いなのか?」
って所まで突き詰めてしまいそうで、、、
でも、そんな風に、「自己否定してしまう」段階まで行ってしまうと、
「じゃあ自分以外の誰が自分を信じてあげられる?」
って事にまでなってしまって、、、、
「自己否定」と「自己弁護」、どう折り合いをつける?みたいな
でもでも、この世の中に生きてる人は、みんな、ちょっとばかりは自分を「否定」したり「援護」したり、
そういうのって、した事ありますよね?ね?
この映画、「謎だらけ」と思ってしまえば「謎だらけ」だし
「何処にも謎なんてないよ、これが真実なんだから」って思ってしまえば、そうなるし。。。
ん?何かこれって、京極堂シリーズみたい
うん、京極堂シリーズ好きな人には「おおっ!」ってなる映画だと思いますよ
そうそう
この映画の感想を言い合った後、友達と昔の思い出話をしたんですけれど、、、
私の記憶と、友達の記憶、ちょっと(かなり??)ズレてたんです
「え?そうじゃなかったっけ?」
「いやいや、そんな事ないでしょ~、違うよ~」
って…
ええっ、じゃあ、私の記憶違いって事
私の中で、10数年間、色んな出来事を積み重ねて行く内に、「その記憶」が「その他の記憶」と混ざり合って変形して、しまった………のかも
でもじゃあ、自分が10数年間信じてきた「その記憶」って一体ナンだったんだ~
何だか、「自分で自分を騙しながら10数年生きて来た」ような気分…
かなりショックでした
でもでも、皆さんにも、こんな経験ありますよねねっ