サコン滞在記②~魔法の時間~
『Mさんが花火やるって言ってるから見においで!』 と誘われて出掛けた。
花火と言ってもロケット花火だった。
なんかのおまけだったとかの花火で、シュ~と飛ぶだけ… σ(^_^;)
しかも飛ばずに地面を這うだけのもあって、最初はねずみ花火かと思ったよ。
そこに現れたS様。
こちらはシューっと飛んでパンと破裂する高級ロケット花火を持ってお出まし。
でもね、S様はこれを人に向けて飛ばすから気を抜けないの。f^_^;
ところが、天はちゃんと見ているんだね。
オレに向けて火を付けたとたん、S様の手の中で爆発!(ほ~ら天罰!w)
と、シュゴォ~~~~って大きな音がしたので空を見上げたら、
天にに昇って行く白い軌跡。
2kmほど離れたところでペットボトルのロケットを打ち上げてるんだって。
雨乞いのためで、屋台とかも出てちょっとしたお祭りなんだそう。
行ってみたかったけど、もうすぐ日暮れで終わっちゃうので断念。
見えるかな、軌跡?
昇りきった後、落ちてくるのはご愛敬?
そんなこんなしているうちに陽がだいぶ傾いてきた。
日没前の数分間は魔法の時間。
深く傾いた斜光が被写体の立体感を強調していつもと違う表情を見せてくれる。
そういえば、この時間に村の周りを歩くのって初めてだった。
やっぱりここの風景は好き。
田植えが終わって、青田の頃の風景を見てみたいなぁ。