4日目 | 旅の覚え書き

4日目

隣に人が寝ていたため、眠りが浅かったようでぼーっとしてる。

朝食を食べに行こうかと思ったが、まだ眠っているBくんを置いていくわけにも行かず、

結局部屋でうだうだと時間を潰していた。


昼近くになって、ようやくBくんが起きて映画を観に行くことになった。

サイアムパラゴンに着き、まずは大戸屋でごはん。



豚炭火焼定食(210B)


Bくんは、太りたくないんだ、魚は太らないからと言い、焼き魚定食を食べていた。

僕が頼んだ豚の炭火焼きを少し食べるかと聞くと、

要らないと言ったが、僕が食べきれずに残したら、

自分は(貧乏だったので)食べ物を残すことが勿体なく(スィアダーイ)て出来ないと、

僕が残したものをきれいに平らげた。


Bくんの選んだ映画はRAMBO 4。

タイの映画館は全席指定で予約制。

次の上演まで1時間ほどあったので、Bくんの買い物に付き合う。

館内をうろうろするが、Bくんの買いたい物が見つからないようだ。

何が欲しいのか聞くと、それならBig-Cにありそう。

Bくんは、Big-Cに行ったことがないと言うので、モタサイに乗って連れて行く。(3人乗りで40B)

上演開始に間に合うかとしきりに気にしていたのに、売り場に着くと商品を時間を掛けて選んでる。(笑)

僕は、その間売り場の端に腰掛けて待っていた。

やがて、その買い物が済んだようで戻ってきた。

すると今度は、ワゴンの服が気になったようで、それをお母さんに買うと言って選び始めた。

それは1枚58B(190円)の服なのだが、とても真剣に選んでる。

その姿が微笑ましく、時間が迫っていたが黙って見ていた。

ようやく、その買い物も済ませると、今度は時間がないと慌ててる。(笑)

帰りのモタサイは、3人乗りはしないから一人40B×2だという。

Bくんはそれでも早く行きたそうだったが、こういうときの僕は頑固だ。

拒否して次を当たる。

次のモタサイは、やはり3人乗りはしないが、一人30Bでいいというので、妥協して乗ることにした。


なんとか、上演開始時間ぎりぎりに入場したが、これから延々20分以上予告編が続いた。

映画が好きという割に、Bくんは、映画館に来たことがなかったのかも知れない。

あんまり始まらないので、部屋が違うのでは?と心配してる。(笑)

しばらくして、うとうとしていたら、Bくんに立つように促される。

国王を讃える映像が始まったのだ。(その後、本編開始となる。)


RAMBO 4は…

やたら人が死ぬ。何百人死んだだろう。

しかも、バラバラになって飛び散ったり、焼き殺されたり。

僕は、こういうのが苦手なのだが、寝不足だったのが幸いして半分以上は観ないで済んだ。(笑)

映画が終わるとBくんは、ご満悦。(怖)


ここでBくんと別れて、おやつを買ってホテルに戻った。



この点心美味しかったけど、確か2つで230B。(大戸屋の定食より高い)



ルークチュープ(ลูกชูบ) タイ版あんこ玉?

ココナツミルク風味の緑豆餡を野菜や果物の形にして色を塗ってゼラチンでコートしてある。

だから形は違っても全部同じ味。でも、なぜか好きなのだ。


おやつを食べたら、いつの間にか寝てしまったようだ。


今夜は、サイアムニラミットのショーを観に行く約束をしていた。

慌てて飛び起きて出掛けたが、待ち合わせに遅刻してしまった。 (ゴメンネTさん、THさん)


タイランドカルチャーセンター駅A1出口からシャトルに乗ってサイアムニラミットへ。

まずは食事。

ブッフェ形式で、品数はまずまず。 味はまあこんなもんかなという感じ。

会場が、飾り気のないオフィスみたいなのが残念だった。


食事を済ませ、場内を散策。

象に乗ったり、船に乗ったりもできるよう。

昔の民家が再現されてたり、工芸の様子(機織りとか)なども実演されていた。


劇場に入り開演を待つ。

今は入口でカメラを預けなければならないので、内部の撮影はできなかった。

ステージは、期待以上に面白かった。

タイの各時代毎に何幕かに分けて構成されていて、言葉や歴史が分からなくても楽しめる。

途中ちょっと驚くような演出もされていて、飽きることがなく、あっという間に終わった感じだった。

余談だが、座席は左右に長く繋がっているので中の方の席だとトイレに立つのは困難と思われる。



タクシーでシーロムに繰り出すことにするが、場内のタクシーはシーロムまで200Bとふっかけてくるので、

表の通りまで出て流しのタクシーを捕まえた。

このタクシーが走り屋で… 後ろでも怖かったのだから、前に乗ったTHさんは… (ご愁傷様)

TH 「このハンドル、レーシング仕様なんですよぉ」

S  「MOMOかな?」

それが聞こえたのか、そのドライバーなんだかペラペラしゃべり出して、さらにヒートアップ!

余計なことを言っちゃったみたい。

でも、なんとか無事にスリウォン通りに到着した。