昨年読んだ本のベスト3の1冊。
『売上を、減らそう。: たどりついたのは
業績至上主義からの解放』
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(ライツ社)
1,620円
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昨年、ガイアの夜明けで気になって購入。
京都で1日100食限定のお店
「佰食屋(ひゃくしょくや)」をはじめとする
飲食店3店舗の経営者の方。
ランチ営業のみ、完売次第営業終了という
飲食店の常識を覆すビジネスモデルを構築。
デフォルトがブラックな印象がある
飲食店におけるワークライフバランスを
実現していることでも注目されています。
気づき①
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100食という「制約は」
すべてのブレークスルーを生み出しました。
それはそのまま「佰食屋」という「屋号」になり、
「限定」というお客様の「来店動機」となり、
「売上ファーストではなく従業員ファースト」という
「経営方針」にもなり、ついには
従来の業績至上主義とは
「真逆の働き方」が出来上がりました。
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思い当たる節があり…
私は開業当初、本当に暇で暇で暇汗
午前の患者さん0名で昼休みになって看板を下げたり
通帳の残高が一気に減っていくのを見て
肝を冷やした恐怖を今でも鮮明に覚えています。
とにかく修行時代に学んだ事を
そのまま継続することで
お陰様で開業してから1年半程で
たくさんの患者さんが来られるようになりました。
しかし…
嬉しいのはつかの間、忙しすぎる。
ピークで忙しい時は9時〜15時直前まで治療。
すぐに15時から午後診療が始まり最後の患者さんが
帰られるのは22時近く。
そこからカルテを持ち帰り
深夜か翌朝早朝に書いて、すぐに翌日の診療。
半日の土曜日も最初の行列の患者さんが入られて
受付開始と同時に12時過ぎまで埋まる状態。
帰宅は17時近くになっていました。
隙間時間に事務作業をやる時間が
全くないので休日もほぼ仕事。
暇な時間を経験しているので嬉しかったのですが
体力的にはきついのが現実。
その時の私の大きな過ちはスタッフ指導。
あまりに忙しいと一つのミスが数分の時間ロスに。
その積み重ねが一人の患者さんが治療を受けられない。
という私の「正義」で、スタッフをミリ単位で
指導(今、考えると支配)してしまうのです。
院長の目標数字のために
業績至上主義に走ると
必ず歪みは出てきます。
仲が悪くなり院の空気は悪化。
体調不良や退職。
関係が悪化して去る人は本当の事を言ってくれません。
それらしい事を言って、いなくなってしまいます。
私も当時はストレスで院に行くことが
憂鬱になっていました。
今はとにかくスタッフがどう楽しく働けるか。
長所を活かすことが出来るのか。
本業(子育て、プライベート)
そのために自分が何を出来るのか。
これらを考えるようになった事と
余裕を持ってシフトに入れるように
スタッフを倍に増員する事で
大幅に改善されました。
今日は長くなったので
次の気づきはまた明日以降に。
【1月のお知らせ】
1月27日(月)17時以降
セミナー参加のため院長のみ不在となります。
※骨盤矯正等の保険外オプションメニューも
お休みさせて頂きます。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します。
【1月の混雑状況】
当院は予約制ではなく仮予約制です。
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