ロシア紅茶の謎 | 古本屋・大洋堂

古本屋・大洋堂

  読んだ本の感想です。主に推理小説や時代小説を読んでます。

文中に,美しさをたたえた彼女の顔に,突如亀裂が走る幻が私には見えた。という有栖さんの表現がありますが,確かに人の顔に亀裂が入る瞬間というのがありますよね。

私は,見たことがあるような気がします。同じように,喜色も入るし泣き顔になるときもあります。

このトリックにはすぐに気がつきましたよ,理由はともかくとして。
-----
作者:有栖川有栖