手元の聖書で30頁もある書物を一気に読まないといけないのは、正直つらいものがあります。ちょっとペースが遅れているために、無理して読み進めているのです。この時代の書物に共通と感じられる傾向があります。それは、悪人は直ちに罰が降り、善人は直ちに報われるという傾向です。あえてそのように書いていると感じます。イエスが、ユダヤ人から「いつまで気を揉ませるのか」と尋ねられたことを思い出しました。神が使いを直ちに遣わしてというのは、やはりイエス以前の思想だと思います。イエスはそれらを改めるためにももうそろそろおいでになることになっていたのかも知れません。