★IMF10兆円拠出はもっと評価していいと思います | ヒゲと口紅とバルコニー

★IMF10兆円拠出はもっと評価していいと思います

金融サミットで 10兆円の支援をIMFに行うっていうニュースがありましたけど、マスゴミさんはこういうニュースはほとんど報道しないか 婉曲して批判報道にしてしまうのであえて言わせていただきますけど、

これは日本にとってプラスはあってもマイナスのない妙手であると思われます。

どういうことかというと
ま~経済ってにっともあまり詳しい方ではないので乱暴に書きますけど

まず一点は この10兆円は膨れ上がっている外貨準備高から拠出するという点。
マスゴミさんはあまり庶民的で経済に詳しくないようで また「バラマキだ!」とか 「世界のATM」だとか 頭の悪そうな事をほざくんでしょう。 そして 「そんな金があるなら 国内で使え!」とか言うんでしょ?
テレビばっかり観ている連中の反応を見ていると たぶんそういう論調なのでしょう。

でもね、この外貨準備高って 簡単に言うと国内では使えない金なんです。
というのも この外貨準備高っていうのは ドルで もうちょっと詳しく書くとアメリカ国債。
でこれを国内で使うとなると円に換えなくてはなりません。そのため大量のドルが売りに出されて ドルが暴落することが予想されます。 で そうなると日本経済や世界経済はどうなるか。。。。
9月にとある野党の幹部が この外貨準備高に「埋蔵金」なるネーミングをして この野党のマニフェストにある 高速道路無料化に充てる なんて発言がありましたが これって 実際にやるとどうなるか

高速道路は無料になるが 世界経済が破綻 日本経済も極度の円高(対ドル)に見舞われ終了。。。


となります。
とっても危ないことなんですね^^;
日本やアメリカを破壊することを目的としている某野党なら真っ当な政策かもしれませんが、にっととしては到底受け入れがたい政策です。

で この金をIMFに拠出するってことは 使うに使えない金を有効に使う方法として 秀逸である ということ。


そしてもう一点。
この案自体は先のG7金融サミットで既に提案されていたことなんですけど、その際の首相の発言として 「先進国は自分のケツは自分で拭け その代わり日本はその他の国々への経済危機に対応する」という趣旨の発言をされているのですね。 これがもし、対国で対応しようとしたら、アメリカやEUからどんだけ金を毟り取られるか いずれも経済規模が巨大なだけに考えただけでも恐ろしい^^; 下手すりゃ 一緒に奈落の底へ引きずりこまれる可能性だってあります。
そして 対国でやると 国によっては 融資した金を踏み倒す可能性だってあります。 これは実際に10年前に事例がありますのでね^^; しかもその国は 今回も経済危機に瀕しており、はっきりいって 日本の金をアテにしているフシがあります。 これは断固拒否しなければならない。 日本にはそんな余裕などないのです。
その点、IMFならば、基本的に踏み倒されるということがありません。 しかも利息がついて還ってくるのです。もちろんIMFの融資を受ける国はIMFを通してなので 日本が助けてくれたとあまり思われないかもしれません。
しかしながら 対国で援助した際にも 「感謝されない」事例があるのです。 しかも「そもそもチョッパリ(ある国の日本の蔑称)からの支援はなかったニダ!」とか「ウリはV字回復で経済回復したが チョッパリ(ある国の日本の蔑称)は未だに経済が回復していない駄目な国ニダ!」と後ろ足で砂をかけられる始末。。。。。。OTL
ひどい国があるものですね・・・・
どこの国とは申しませんが・・・w

だったら 確実に還ってくる方がいいじゃない^^;;;;;
では、どうしてIMFだと確実に還ってくるのか
IMFって優秀な取立て屋で 融資も一括で全部融資するのではなくて 条件をつけて分割して融資するんですね。 その条件というのは 経済を立て直す資金を供給する代わりに増税をして金を集めるだとか、ちゃんと返す金のアテをつけてから貸すから そういう強力な介入を行いながらの融資なので可能なのです。 これが対国でやったら 内政干渉になってしまいます^^; だから融資した後はされた国がどう使おうと勝手^^;しかも使ってるのが 経済危機を引き起こした能力に問題のありそうな連中が使うわけです^^; これって不安ですよね^^;

そして 他にも国のインフラなどを担保にしていくので もし改善が思わしくなくても インフラなどをうっぱらってでも着実に金を取り立ててくれるわけで(笑) 貸し手にとっては安心なわけです。

日本も10年前の苦い経験から今回はIMFを通して融資を行う方針をとったようで これは失敗に学ぶという点で 大いに評価していいのではないでしょうか?
しかも外貨準備高は 手をつけられないし、ましてやうっぱらって円に替えるなんて もってのほかな金で もう寝かしておくしかない という金を 運用できて利息が収入として入ってくるわけですからね。 だから妙手なのです。
もちろん それでも 融資した先の国が駄目っていう場合もあります。その場合は金が還って来ない可能性があります。
しかしながら 前述の通り、一括で融資するわけではありませんし、100%踏み倒されるという心配がない分、(ちなみに かの国では 10年前の通貨危機の際にIMFの管理下にも置かれたのですが、日本からの支援は踏み倒しましたがIMFからの融資は全額返済しています)安心確実な方法であるとも言えます^^;

うまく “たかり”から距離を置く事ができて、運用の難しい金を運用することができ、収入を得る事もできる。金は持っていても 外国を黙らせるだけの強力な軍隊も所持していない日本にとっては これほど利にかなった策もなかなかないわけで これは大いに評価できるでしょう^^

なんだか知らないけれど、経済崩壊へ向けて驀進中のかの国はIMFの管理下には絶対入りたくないそうで このままいけば デフォルト(借金が返せなくなる状態)になることは民○党+公○党+社○党政権が樹立しない限り確実っぽいです(笑) 日本としては 小うるさいかの国が干上がるまで 選挙はせずに見守ってあげるのが 吉!
みなさんも 国内の経済立て直しに金を使われなくて 無駄金を外国で使われるよりはいいでしょ?
そのためには 内閣支持率は低いほうがいいな 来年9月まではまず かの国は持ちませんから=^^= テレビもパチンコやサラ金のCMばかりでなく 面白い番組が帰ってくるかもよ?^^