類内膜腺癌だった | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
 →卵巣癌Ⅱc期ですと~ぉ(T^T)
 →もう一回手術~(T^T)
 →抗がん剤も~(T^T)
 →勝手に治った宣言v(^O^)/
 →めでたく終診\(^O^)/

大学病院へ病理検査の結果を聞きに行ってきた。
説明してくださったのは、外来担当のNDr.。

当初の予想とは違って、類内膜腺癌。
明細胞腺癌より抗がん剤の効きが良く、予後良好とされるセルタイプ。

そこまで聞いて、ほっとしたのもつかの間、
ステージングが・・・なんとⅡc期。
癌細胞が卵管周囲の腹膜と卵巣が癒着していた後腹膜からも出てしまった。


結局、妊孕性(妊娠する能力)を残すことはできない。
再手術で残りの卵巣と子宮、骨盤内のリンパ節をとってから、化学療法6クール。
明細胞腺癌ならI期でもダメだったが、
類内膜腺癌でもⅡ期では温存術式の対象外。

あ~あ。。。赤ちゃん来れなくなっちゃったじゃん。

明日からスタートする予定だったIVFは断念。
明日はYレディースクリニックへ事情を説明に行かなくては。。。


12月の手術で450ml出血したためか、貧血(Hb8.5)。
このままでは再手術で使う自己血の採血ができない。
でも輸血は避けたいので、フェロミアを追加処方してもらう。
念のため、今日も採血。結果次第で自己血採血するかどうか決めることになった。

術後の診察は特に問題なし。
表面のキズではなくて、その下の中縫いがボコボコしていて気になるので、
一応チェックしてもらう。
「痩せているから気になるだろうけど、そのうちなじむから」とNDr.
・・・そうは言っても、そこ、もう一回切ることになるんですよねぇ、と私。
次はもうちょっとキレイに縫ってもらおう。



入院中に聞けなかったことをいくつか教えてもらった。

まず、執刀医のこと。
ここの大学病院の婦人科では執刀医の名前は患者に伝えないことになっているそうだ。
手術室に入った医師の名前も原則ブラインド。

そこまで聞いて、ちょっと納得がいってしまったのだけれど、
入院中に青グループの医師たちに自分の手術についての質問をすると、
とても曖昧な答え方をされたり、内容に食い違いがあったりしたのは、
そういった医師側の体制が起因になっていたのかもしれない。

そういうことだ、とわかって、もう一度入院中の医師たちとのやりとりを思い返すと、
私の手術は、執刀者がMDr.で補助についた指導医がODr.だろうと予想がつく。
MDr.はまだ若い女医さん。青チームの医師の中ではたぶん一番下。
・・・唯一、きちんとあいさつができない医師だったということは、内緒。。。

それと退院の時に正確に教えてもらえなかった手術所見について。

腹側の腹膜には癒着がなく、最初に腹水を採取→細胞診へ。
卵巣腫瘍は後腹膜とS状結腸と子宮に癒着していて、
術中は子宮内膜症性の癒着と思ったが、結局癌性のものだったこと。
その癒着をはがしている最中に卵巣の被膜が破綻し、
中からチョコレート状の内容液と充実部が流出。
卵巣を子宮から剥離したら、子宮から出血。
卵巣摘出後、子宮の出血部分2か所を縫合して止血。
後腹膜3か所を生検。
その後、腹腔内を生理食塩水で洗浄して終了。
大網ともうひとつの卵巣は肉眼で見る限り正常。
閉腹した後、子宮内膜全面掻把。


医師側にもいろいろ事情があるのかもしれないけれど、
自分のカラダにメスを入れたのは誰だったのか、くらいはちゃんと知っておきたいと思う。

・・・「教えないのが原則」という病院もそんなにないとは思うけど。