◆ ローマでは受動喫煙・受動麻薬!?
イタリアの国立調査機関が、世界で初めて
大気中のニコチン・カフェイン・マリファナ・コカイン粒子の含有量を
ローマ・ターラント(南伊)・アルジェ(北アフリカ)の3都市で調べた結果、
3都市共通にニコチンとカフェインの粒子が検出され
(当たり前とは言え、大気中にそんなものが浮いているとは思ってもいませんでした・・・・)
ローマ市内の大気では、コカイン・マリファナの粒子が検出されたんです。
コカイン含有量は、その空気を吸った人の健康に害を及ぼす程の量ではないらしいのですが、
少なくとも、ローマへ行ったら、その大気を吸うんですよ・・・。
コカイン粒子が多く浮いていたのはサピエンツァ大学付近。
調査元は、
『だからといって、ローマの大学生がコカインを常習していると決めつけるのは早急過ぎる』
と言っていますが、
はっきり言って、サピエンツァの辺りのエウル地区って、
大学以外 めぼしいものはありません。
コカインの状況はよく 知らないけれど、
マリファナ(ハシッシュ)が、多くのイタリア学生の常習たばこであることは既知の事実です。
これは、たまたま3都市に絞った調査だから、
調査されなかったイタリアの他の都市ミラノ・ナポリ・ボローニャ・フィレンツェなども、かなり危ないと見る私です。
(ボローニャなんて、めちゃ怪しいでぇ~~~)
どうやって調べたのかは謎ですが、
イタリアのコカイン常習者は9万人で、
過去に1度でも吸ったことのある人は213万人に上るという数字が出ています。
イタリアの国民総人口は5886万人です。子供やお歳よりも含めた数字ですよ。
28人に1人の割合でコカインを吸ったことがある、ということです。
コカインでこれですから、マリファナなんて・・・・・・。
ヴェネツィアも大学都市ですが
実際、大学生達のたむろ
するバールなどが集まるサンタ・マルゲリ-タ広場を
夕方以降に横切る時には、
マリファナ(ハシッシュ)の匂いを、ちゃんと嗅ぐ事ができます。
ハシッシュなど一度も吸ったことはない私が、
その匂いをハシッシュだと知っている、
という事実だけでも、いかに常用者が身の回りに多いか、ということがわかると思います。
どうりで、こういう国なわけだ・・・・・・・・。