毎年1月に47都道府県の代表が集って行われる都道府県対抗駅伝は、15日(日)に女子の大会が京都市で行われました。雪の影響で開催が危ぶまれたもののレースは無事にスタート。しかしながらレース中に再び雪が降り始め、見通しが悪くなる状況下の駅伝でしたね。ちなみに優勝は京都府で、2位が岡山県、3位が千葉県という結果でした。

 

きょう22日は、広島市で男子の大会です。リオ五輪、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、都大路の高校駅伝等で活躍した選手が一堂に会することから、見ごたえは女子の大会以上にあるといえるでしょう。男子の大会は高校生にウエートがかかり、全7区間中3区間を走ります。いくら優秀な社会人ランナーや大学生ランナーがいても、高校生の区間でつまずくと尾を引いてしまうという特徴があると指摘しておかしくありません。

 

参加するランナーをひろしま男子駅伝の公式サイトで確認(1/21アクセス)したところ、長野県が豪華な顔ぶれであることが分かりました。上野裕一郎(DeNA)、春日千速、關颯人(以上、東海大学)の3選手にプラスして、更に都大路の高校駅伝で2位になった佐久長聖高校から4選手がエントリーしています。上野、春日、關3選手も佐久長聖の卒業生なのは偶然でしょうか。旋風が吹き荒れると一気に行きそうな予感がします。

 

リオ五輪出場メンバーからは2選手が参加。設楽悠太選手が埼玉県から、塩尻和也選手が群馬県から出るとのことです。

 

山口県は、田村和希(青山学院大学)、田村友佑(岩国工業高校)、田村友伸(玖珂中学校)3選手(3きょうだい)によるたすき渡しがあるそうです。走る順番は友佑選手→友伸選手→和希選手で、区間は1区、2区、3区。ということで、山口県民や青山学院大学のファンは序盤から見逃せないレースになるといえますね。