JASRACの呆れた実態な記事 | 鎌津間ブログ

JASRACの呆れた実態な記事

 随分とご無沙汰してしまいましたが、最新号の週刊ダイヤモンド に「日本音楽著作権協会(ジャスラック)使用料1000億円の巨大利権 音楽を食い物にする呆れた実態」て掲載がされていたので、そんなネタでも。


 記事は、JASRACをめぐる巨大利権や天下りの歴史、それと横暴な取り立てが主な内容でしたが、JASRAC幹部の報酬も載っていて流石はダイヤモンド、他の公益法人トップの年収との比較が面白かったです。つか知りませんでした。小野清子 さんがJASRAC理事長してた時の年収は、日本道路公団総裁(2,614万円)や日本中央競馬会理事長(3,000万円)を凌ぐ3,565万円だったなんて。羨ましい。理事長のする仕事って何だか知らないし。JASRAC職員からすれば、小野清子アナタ誰的な存在だったろうし。JASRACには体操選手いないしオリンピックも目指してません、て。永田町ルートつっても落選したばかりじゃん(当時)、とか。


 それと、ジャズ喫茶スワンにも触れられていて、学生時代に吉祥寺のメグ とか通っていた私としてもお腹の立つネタ。まずJASRAC職員は徴収する前に、その楽曲が(外国の徴収団体との契約も含め)JASRACが管理してるか否かを提示しなきゃいけませんわね。ジャズ喫茶で流す楽曲は所蔵するレコード以外にないのだから調べろJASRAC。


 ちなみに、記者さんは「天下り人事の問題、使用料徴収・分配の不透明な実態について、ジャスラックには何度も取材を申し込んだが、『忙しくて時間がない』(広報部)との理由で、いっさいの取材に応じてはもらえなかった。」という。私は数回取材したことがありますけどね。珈琲や資料、関係部署の部長など何でも持ってきてくれたし。広報部て暇そうなので、何となく質問すれば何となく答えてくれますよ、きっと。職員には真面目な方も多いですから。理事会には楯突けないですけど。


 兎にも角にも、JASRACって日本国内にある音楽全てを仕切っていると妄想する病があるので、(立場上テレビ局が取り上げることもないだろうから)利害関係のないメディアが問題を取り上げたのは、ちょっとこれから面白そうですね。