交通事故患者さんが、なぜ後遺症を残す事なく、短時間で治療できたのか | 影山鍼灸整骨院のブログ

影山鍼灸整骨院のブログ

ブログの説明を入力します。

当院は、土日祝日も開院しており、患者様は西宮・鳴尾はもちろん、甲子園、甲子園口、武庫川、今津、芦屋、尼崎などの遠方から、スポーツ障害交通事故専門治療を行なっておりますので、多数の交通事故の患者様も治療に来られています。



ご自身や家族、友人や知り合いが交通事故に遭ってしまった事はありますか??



今回来院された男性の患者様は、交通事故に遭ってしまい、右手を負傷したため来院されました。

来院された時に、右手の小指が外に開いて反り返っている状態が目立ちました。



手首から指までの間の骨を手根骨と言います。手根骨は8つあり、その中の一つの有鉤骨の骨を負傷しておりました。

有鉤骨の骨を負傷してしまった事により、この骨に付く「短小指伸筋」や、手根骨の一つで、有頭骨のすぐ近くにある豆状骨があり、ここに付く「小指外転筋」も緊張してしまっているのが、小指が外に向き、反り返る原因と考えられます。さらに、手の腫れがひどく、皮下出血、熱感もあり、夜寝ていてもうずいてしまい、痛みで途中に目が覚めてしまう程でした。



そこで、当院ではMCR(マイクロカレント)と言う、微弱電流を流す機械を患部に当てました。

MCRとは、体にほとんど感じることのない弱い電流を流し、損傷部位の治療促進や鎮痛を行ない、さらには腫脹の軽減も行なうことができる機械です。日本のプロ野球Jリーグ実業団、さらには、ロンドンオリンピックで使われていたり、日韓ワールドカップで、イングランド代表のベッカムが、MCRを使って治療していたりしたのも有名で、一流のトレーナーなら必ず用いる機械です(^^)



このMCRを当てながら、関節の緩みを作っていくAKA療法と筋肉の緊張を下げるために鍼治療を用いて行なった結果、短期間で、今では小指が元の位置に戻ったのはもちろん、腫脹、熱感、皮下出血が取れ、痛みもほとんどなくなり、指の可動域(動く範囲)も元に戻りました。



写真は、治療を行なっている28歳の男性です(^^)



治療を一生懸命行った結果、後遺症を残す事なく、治癒に向かっています♪

あともう一息なので、頑張って治療をしましょう(^O^)