<ラブコメ>
監督：チョ・ギュジャン
出演：ユ・ヨンソク、ムン・チェウォン
恋心って偉大。
苦手な「ラブコメ」でさえ、こんなにも楽しめるんですもの（笑）。
勿論。ヨンソクさんは期待通りカッコ良くって。可愛くって。文句無かった訳ですが。。。ムン・チェウォンさんが。非常にキレイかつ可愛らしく。予想以上に良かったわ～。
『私を忘れないで』のキム・ハヌルさんで少々気分が悪くなっていた直後に観たので。特に嬉しくなっちゃったの。
元気ハツラツぅ～！な笑顔を見られてさ。
気が付けばヨンソクさんより、チェウォンさんを夢中で目で追っていたような気がする。
ラブコメの常として。何のヒネリもない、予定調和が逆にお約束みたいなとこがあるけれど。
この作品はわりと、女子として、考えさせられる部分も多かった。
チェウォンさんの演じる女の子の気持ちが痛いほど良く分かるのよ。一緒にドキドキして。いっぱい応援して。一緒に（心で）泣いて。
そうなの。
さすがにラブコメ。泣く程の事はないわ、と思っていたけど。。。お姉さまったら。号泣。いや、いいんだけど。泣き過ぎだし（笑）。
完全に感情移入しちゃったらしい。
でもね。
私もほんと、気持ちは良く分かる。
長く付き合ってきた彼氏との葛藤。もう、お互いが望む刺激も愛情も無くなっていて。自分が別れを切り出すしかないと分かってはいても。その勇気がない。
そこに現れた「男」。
ソン・スンホンさんほどの美形ではなく。チョン・ウソンさんの（しそうな）大人な誘い方も出来ない。現実味のある、ちょっとアホっぽく。適度にカッコいい。チャラ男。
彼氏との事で頭はグチャグチャ。仕事はイマイチ思うようにならず。洋服も訳あって「女子」だし。今日は「そんな雰囲気」なので。一歩踏み出す。冒険する。するしかない。そんな雰囲気なので。
可愛いチェウォンさんが演じるのにピッタリの。全力で応援したい女の子なのですよ。
ま。やっぱり。結局のところ。
私が一番楽しんだのはキスシーンなんだけどね。
なにしろ私、『ファンミーティング』で、ヨンソクさんとマジでキスする５秒前の距離に近づいた女ですからっ（笑）！！
人生一の感情移入ですよ。ドキドキワクワク。半端なかったっす（笑）。
あと。
チェウォンさんの職場の後輩ちゃん。もし日本版があったら、絶対に大島優子さんね。って言うタイプで。ま、どうでもいい話だけど（笑）。
とにかく。
本当に可愛らしいラブコメよ。
ヨンソクファンでなくても。
ワンナイトラブ（一夜限りの関係）なんて経験が無いけれど、ちょっとだけ憧れた事があったり。型にハマった自分を変えてみたいと思ったり。マンネリ化した恋愛に悶々としていたり・・・。そんな、上手くいかない恋や自分に悩んだ事のある女子ならきっと。共感出来て。素直に楽しめる作品かと思いますわ。