主語を変えるだけで、信頼関係が生まれる(お勧め動画) | 家族を見つめる(家庭教育)

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安部浩之作品No,141129


 親が子に望むものは?

親が子に望むものは1つしかない!

1つ?
そうです。
1つしかありません。
それは

「子の幸せ」

です。

「なんだ、そんな事」
と、ありきたりでピンとこないかもしれませんが
とても大切なキーワードです。

「この子にとって、何が幸せなんだろう?」

と、

特に、大切な事は、

「この子にとって・・・」のフレーズです。

ところが、
往々にして親は自分の過去の経験則に則って
「幸せ」
を即断してしまいます。

・お前は「公務員」になれ
・誰よりも早く、手に職を持て
・父さんみたいになるな

と、
性格も特技も趣味も全く違う子どもに
〇〇がイイ、〇〇が悪い、
と誘導してしまうのです。
その先に子の幸せがあるでしょうか?

ありません

その先にあるのは、あなたの幸せです。

当たり前です。それは、

「あなたが考えた幸せの姿」

なんですから、

あなたは生活の安定、安定した収入を望み、
そこに幸せを感じるかもしれません
しかし、子どもは、
収入よりも、好きな分野でテッペン目指して
刻苦勉励することに幸せを感じるかもしれないのです。

 主語を子供に

ところが、そうは言うものの
「つい・・・」
となりがちです。そこで1つ、簡単な秘訣を紹介します。

本サイトでも記しましたが

まず先に、親を主語にするのではなく
子を主語にする
ということです。

・「私は」この子にこうなって欲しい

から

・「この子」は、何がしたいんだろう
・「この子」は、今、何が好きだろう
・「この子」は、何がむいているだろう


と、まず

子の懐(ふところ)に入ってあげる。

ということです。
ここから始め、その後に、親の経験則なり、
躾(しつけ)なり説教をかぶせていくのです。

このフィルターを通してあげるだけで
親子の信頼関係が育ちます。

自然と、言葉も
頭ごなしに「ダメ」から
「〇〇したいんだよね~、でもね・・・」
となります。

それだけで
まるで反抗期か?
と思われるくらいに反発していたのに
不思議と
「なるほどね~、かもね~」
となります。

そういうものです。

これは親子だけではありません
夫婦でも、上司部下でも
いかなるシーンでも使えます
どうぞ
子ども(相手)を主語にする
を生かしてみて下さい。


今回は、子を主語にすることによる
親子の信頼関係
について記しましたが
これに関係する動画を1つ紹介します。

親子の信頼関係は
深く、強く、永遠である事を感じて頂ければと思います。
8分と少々長いですが、ご覧下さい。

あべひろゆき