また今年も巡ってきました。
東日本大震災から5年が経った3.11。

あの日、一体どこでどう過ごしていましたか?
そして今日はどんな思いで1日を過ごしましたか??  


私はあの頃、ものすごく悶々とした日々を過ごしてました。
一般企業で働きながら、何かが足りなくて、何かをやりたくて、でも何をしたらいいか分からず…アセアセただ悶々とするだけだった26歳の頃。

その時に起きたのが震災でした。

帰宅困難者になった私を救ってくれたのがラジオから流れてくる曲、そして元気をくれるパーソナリティーの方々の言葉だったのです。
無力に悶々としていた私は、なんだか雷に撃たれたような、目が覚めるような思いがしました。
私もこうしてラジオから安心や元気を届ける存在になりたい!!炎とギアが入った瞬間、
それからはすごいパワーが湧いてきて、なんか別人になったようにたった一つの目標に向かって全力で行動をはじめたのでした。

それから紆余曲折ありすぎる5年が経ち(笑)、あの頃夢見たラジオの世界で声を届けさせていただいている今。
奇跡のようで、いまだに不思議な気持ちです。

1リスナーだった頃の私は、ラジオにパワーや元気をもらっていました。
そしてその力を発信できるしゃべり手さんを尊敬し、憧れていました。
でも5年経った今、自分がしゃべり手になって心から思うことは、リスナーにこそ元気や励ましを日々頂いているということ。
マイクにしゃべっているとリスナーさん達の顔が浮かんできて、皆と繋がれていて本当に幸せだな~と心から感じること。
ラジオってだからこんなに魅力的なメディアなんだと、裏側にいてこそ気づかされました。

私のように震災をきっかけに、それまでの価値観や人生が大きく変わった方も多いと思います。
被災地で今も苦しんでいる方々を思うと胸が痛みますが。。
1番怖いのは「無関心」「忘れること」だと思います。

以前宮城県石巻市に訪れたとき、現地で出会ったおじいちゃんの
「県外の人が来てくれると賑わうから嬉しい。ただ遊びに来てくれるだけでもいい。
だからまた来てね!」という言葉が忘れられません。

今日生きているこの日は、当たり前じゃない!
毎時間、毎分、毎秒、情熱を燃やして生きていきたい。
「がんばって!」なんて軽々しく言えないけど、あの日を超えて、また気持ちを新たに前を向いていきたい。
そんな思いで、私はまた来週もマイクの前に居ますニコニコ

当たり前じゃない瞬間を、ぜひこれからも繋がって創っていきましょうねガーベラ


福島の三春滝桜@April 2014
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Never forget 3.11.

Keiko.