。 ジェットアッパー PCに接続して実験。確かに[R]+[L]はニュートラルに,[D]+[U]はと認識される。どうやら内部的にも,上下左右のスイッチをただ配線しただけではないようだ  ともあれこれでコマンドが失敗する理由は分かった。[R]を離す前に[L]+[RP]を入力してしまったがために,立ちRPが暴発しているわけだ。これを踏まえると,というコマンドをニュートラルを通さずに完成させるためには,[R]を離した1フレーム後に[L]を入力しなければならないことになる。スパIV AEをプレイしていたときには気付かなかったが,これはタメ系の技を出す際にも注意が必要そうだ。  では無駄のない入力が可能であるならば,最速風神拳(+[RP])はどうだろうか。高い精度で繰り出せるのではと予想して試してみたものの,今度は「完璧な斜め入力」の難しさを実感するハメとなった。  最速風神拳は,最後のとRPを1フレームの誤差なく入力する必要があるのだが,ro rmt,Hit Boxでこれを実現するには,[D]/[R]/[RP]の3つのボタンを完璧に同時押しせねばならない。とくに鉄拳6のコマンド入力システムにおいては,先行入力も効かない(先行入力できるのは,コマンドの最初の1入力のみ。隙間なく技をつなげるには,ドラゴンクエスト10 RMT,前の技の動作が終わった瞬間に残る入力を完成させる必要がある)ので,どうしてもミスが増えてしまった。 最速風神拳 コマンドごとの最適化作業はまるでパズル。独特の[U]キーを使いこなす  次はこれまで触れてこなかった,[U]キーについて説明していこう。これをほかの操作と切り分けた理由は,この[U]キーの扱いこそが,Hit Boxを使う上でのキーとなるからである。  これまでの[L][D][R]キーの操作については,方向に合わせた横並びになっているため,直感的にも理解しやすいのだが,なにせ[U]キーだけは配置も独特である。ジャンプ動作を親指で行うため,ちょうどFPSをキーボードで遊んでいるような感覚に近いのだが,これをコマンド入力に組み込む場合には,操作の“最適化”が必要になってくる。  まずは最初の例でも触れた,スクリューコマンドの場合を例に見ていこう。3/4回転で良いわけだから,まず左手で[L]→[D]→[R]をズラし押しする。このときの各ボタンは,必ずしも単体押しでなくても良いが,[L]と[R]だけは同時に押さないように注意する。そして[U]とパンチボタンを「右手で」同時押しする
関連トピック記事: