。プレイヤーはその一員であり,志を同じくするNPCと共に戦っていくことになる。なお,NPCには好感度のようなものもあり,クエストをこなしていくことでこれが上下し,それによりイベントが発生したり,発生しなかったりするらしい。  そして,黒い砂漠(仮)の特徴として,以下の4点が挙げられた。  一つめのポイントは「操作感?打撃感のあるアクション性」だ。一般的なMMORPGで使われているようなアクションとは違い,例えばファイターの場合,盾防御,掴み落とし,蹴り倒し,Lineage2 RMT,体当たり,移動攻撃,回避など,各クラスの特性を踏まえた,多彩なアクションが基本スキルとして設定されているという。これらを組み合わせることで戦闘に大きな幅を持たせることができる。開発としては,さまざまなアクションを簡潔な操作で体験できるようにすることを目標にしているという。  二つめのポイントは「戦術的で大規模な戦闘」だ。これは,通常のMOB戦よりも,主に攻城戦についての説明で,攻撃側は城門を破壊したり,壁にはしごをかけたりして城内に乗り込むことができ,一方の防御側は城を守るため各部でさまざまな役割をこなさなければならないという。従来のMMORPGの攻城戦のように,城門付近で二つの勢力が正面から激突するといった単純なものではなく,適切な戦力の配置や指揮力などが必要とされる攻城戦になるとのことだ。  三つめのポイントは「個性豊かなキャラクター」だ。本作でプレイヤーが操作できるキャラクター(クラス)は,ファイター,エルフ,ソーサラー,ジャイアント,テイマー。現在は5種類だが,今後も追加されていく予定とのこと。キャラクターメイキングについては,本作の世界観とコンセプトから外れない程度の自由度が与えられるようだ。  最後となる四つめは「美麗なグラフィックス」だ,ディアブロ3 RMT。美しさはバランスや比率で表せるが,優雅さは感性の領域だと考えているとキム氏は語る。グラフィックスチームは「感性」を極めるため尽力しており,またプログラムチームはキャラクターレンダリングとオブジェクトライティングなどで,リアルさを求めて開発を進めているという。さらに,商業用のグラフィックスエンジンでは限界があると感じ,独自にグラフィックスエンジンを開発したとのこと。  最後にキム氏は「当初より本作は,日本と韓国の両市場でプレイヤーに満足いただけるようなMMORPGにできればと考えて開発しております。PearlAbyssは,本作に大きな可能性を感じてくださったゲームオンとともに,多くのプレイヤーを満足させるMMORPGにするべく,共に手を取り合って,企画開発を進めていきたいと思います」とゲームの概要説明を締めくくった
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