こんにちはビックリマーク




健康運動指導士で
NSCA・CSCS
FMS Level1.2 Certified
片平和誠です😊




トレーニング後の疲労回復を促す方法として、
全身または身体の一部を冷水に浸す
方法がありますひらめき電球





冷水浸漬と言いますが、
冷水浴というと
分かりやすいでしょうかニコ




具体的な方法は
色々ありますが、




15℃以下の水温で
10分間以上浸す
という方法が一般的なようですひらめき電球





冷水浸漬は、
筋肉痛を軽減するという報告がありますメモ





一方で最近の研究では、
冷水浸漬が
筋肉の発達に悪影響をもたらす可能性がある
とも言われていますびっくり






2015年に発表された研究では、
冷水浸漬によって
p70S6キナーゼという
筋肉の発達に関わる酵素の反応が
減弱すると示されましたひらめき電球





また、
6週間にわたり
筋力トレーニング後に
冷水浸漬(10℃の水温に20分間)した場合と
何もしなかった場合とで
筋肉の発達を比較した研究では、






冷水浸漬した場合の方が
筋肉の発達(筋肥大)が少なかったと
示されていますビックリマーク





詳しいメカニズムは
まだ不明なようですが、





冷水浸漬によって血流が減少することが
筋肉痛のような炎症反応を抑制する一方で、





炎症反応から引き起こされる
筋肉の発達に関わるいくつかの酵素の反応が減弱されたり、
筋肉の発達に必要なアミノ酸の筋肉への輸送が
損なわれるのではないかと、
仮定されています上差し





筋肥大が促される過程で、
mTORのリン酸化という反応があるのですが、





2018年に発表された研究では、
低温への曝露は
mTORの反応を阻害する
AMPKという酵素を増加させると
示されていますひらめき電球





これらの研究は
まだメカニズムが不明な点があり、
冷水浸漬が必ずしも筋肥大に
マイナスになるとは
結論づけられません上差し





ですが、
トレーニングによって
筋肥大の効果を最大限に得ようと
思っている方には、




定期的な冷水浸漬は
控えた方が良さそうですねニコ