2012年11月12日,同人?インディーズゲームの展示会「柧━恁饱匹博`ムショウ」が柧┒?板橋区にあるグリーンホールで開催された。  フレッシュなアイデアに満ちた挑戦的な作品が非常に目立っていた本イベント。来場者の意見を熱心に聞く若い開発者の姿や,サークル同士で意見交換をする場面なども数多く見受けられたのも印象的で,大規模なゲームショウとはまた違った魅力を放っていた。  中でも注目だったのが,黒川文雄氏,飯田和敏氏,中村隆之氏,納口龍司氏という,ゲーム業界で数多くの実績を残してきたメンバーで構成されたサークル「チーム?グランドスラム」だ。グランドスラムのブースでは,ビル解体&人倬瘸謦博`ム「モンケン」というプロジェクトの存在が確認できた。サークル結成の経緯とモンケンについて,黒川氏と飯田氏に直接訊いたので,その内容を会場全体のレポートとあわせてお届けしよう。 黒川文雄氏(左),飯田和敏氏 会場はご覧の盛況ぶり。どのブースも非常にアットホームな感じだった :  本日はよろしくお願いします。まず「グランドスラム」というサークル名が非常に気になるのですが……。 黒川文雄氏(以下,黒川氏):  ダサいでしょう(笑)。僕が音楽,映画,ゲーム,すべてのエンターテイメントを経験しているからっていう理由で付けたんです。サークル名の提出期限があと1,2時間しかなかったから「あっ,これでいいや」って感じで。 :  飯田さんは名前を聞いてどう感じましたか。 飯田和敏氏(以下,飯田氏):  個人的に,アラド RMT,あんまりいいとは思わないですけどね(笑)。ただ,黒川さんは実際にすべてのエンターテイメント産業を通ってきた人なので,その名前を付ける資格があるんですよ。僕はまだそこまで行ってはないので。 黒川氏:  制覇したかどうかは分からないですけど,一応すべて経験しているよっていうことですね。 :  なるほど。では,グランドスラムのプロジェクトである,「モンケン」について聞かせてください。 飯田氏:  「モンケン」の根底にあるものって,実は「あさま山荘事件」なんです。あの事件では赤軍が人伽蚨埭?0日間閉じこもってましたけど,FF11 RMT,その時,人伽蚓戎工毪郡幛耸工铯欷恐貦Cの名前が「モンケン」っていうんですよ。「モンケン」では,昭和に起こった印象的な出来事を裏のテーマとしてなぞっていきたいなと思っています。 :  キャラクターが可愛らしい感じに描かれているので,裏にそういう重いテーマがあったというのは驚きました
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