THQは,第二次世界大戦を描いた本格RTSとしてファンやメディアから高い評価を得たの続編,の制作を発表した。対応機種はPCで,2013年初めのリリースが予定されている。


 Company of Heroes 2は,1941年6月に開始されたドイツの「バルバロッサ作戦」をテーマにしたもので,プレイヤーはドイツ軍の奇襲を受けたソビエト軍の司令官としてキャンペーンを進めていくことになる。
 開発は前作同様,カナダのRelic Entertainmentが担当しており,同社は本作のために新たなゲームエンジン「Essence 3.0 Engine」を開発したとのこと,ドラゴンクエスト10 RMT。このエンジンは従来のように遠景をフォグで隠すのではなく,はるか彼方まで正確に描画できる「TrueSightシステム」を採用しており,これによりロシアの広大な雪原で繰り広げられる戦いの様子などがリアルに再現されるという。

 前作の持っていたダイナミックなプレイ感覚はそのままに,ドラゴンクエスト10 RMT,より広くなったステージで,さまざまな戦略が楽しめそうだ。詳細は明らかになっていないが,司令官の特殊能力(アビリティ)も前作とは異なるものが多数用意されている。

 最近,RTSの新作リリースが減少しているだけに,Company of Heroes 2の登場はストラテジーゲーマーには嬉しいニュースだろう。発売はまだ先のことだが,6月に開催されるE3でも新情報が公開されるかもしれない。


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