子ども達に伝えたい「命・生・性」 | 士別市議会議員 渡辺英次 オフィシャルブログ「絆」Powered by Ameba

子ども達に伝えたい「命・生・性」

只今、士別中学校の研究委員会主催の講演を聞きに行って参りました。

テーマは子どもに伝えたい「命・生・性」でした。

子どもの教育に関わることは少しでも情報を吸収したく、即参加を考えていました。


講師には助産師である吉田征子さんを招いての講演でした。

吉田さんは助産師rとして命の誕生に携わり、生命の尊さやすばらしさを

人に伝えたいと思い、各地で命や生、また性の事を直球で伝えてきた方です。


思春期である中学生や高校生にも真正面から話しをし、子ども達からも相談も

数多くあるようです。


90分の講演もあっという間に感じるほど、その話の内容に食いついて聞いておりました。

「なるほどな」と思えることや「そうか。自分の考えていることに間違いはなかったな」と

再認識できたことなどたくさんありました。


特に性に関して言えば、今のご時勢はインターネット等により情報量は物凄くありますよね。

しかし、果たして正しい情報ばかりかと言えば決してそうではない。

逆に間違った情報のほうが多いかもしれませんね

そのご指摘もありましたし、私たち親が子どもに対して性の事を正しく伝えられているのか

と言うことも考えさせられました。


正直、この国ニッポンは性に関してはタブー的いうかシークレットな感があるかもしれませんね

親も出来れば真正面から子どもに性の話しをしたくない。

子どもも親になんてとんでもない!と思っていることでしょう。


しかし吉田さんはそれが宜しくないと指摘しておりました。

本来ある性に対する認識を正しく子どもに伝えて欲しいと話されてました。


そして子どもにしつけをする際には、親はどうしても親としての立場からの

言い方になってしまうと指摘していました。

あなたメッセージだそうです。


しかし同じことを言うのでも、言い方を変えて自分を主に持ってくると

子どもの受け取り方が全然違うとのことです。

私メッセージです。


例えば、子どもの帰りが非常に遅かったりした場合ですが、

「(あなたは)こんなに遅くまでどこに行ってたの!?何を考えてるの!」

これがあなたメッセージです。


逆に、

「こんなに遅くまで帰ってこないから、お父さん心配していたんだよ」

これが私メッセージになるわけです。


日常生活ではなかなかゆったりとこう考えて話すことはなかなか・・・・と

思う方も多いでしょうが、こういった講演などを聞いて、

自分の頭をリフレッシュすることも大切ですね!


また、性行為に関することも、

「子どもを産み育てるのは大変だから無理だ。性行為はするな」という言い方だけだと

本当に子どもを産むときになっても出産や育児に自身をもてなくなるようです。


「性交」とは子どもを産むためだけを指すのではなく、快楽の性行為や癒しの意味も

全て入ってのことだそうです。子どもを産むだけの言葉は動物の行為である「交尾」だそうです。

ですから、人間としてあるべき性交の姿を全て正しく教え、そして子ども自身が

正しい判断をすること、未成年での妊娠、そして中絶を減らすことにもなりますし、

子どもを産むべきときがきたときには、子どもを産む喜びを考えられるとの

お話しを聞きました。


非常に素晴らしく、これから自分も色々と活動する中での知識として吸収できました。

吉田さんの話にもありましたが、やはりメディアやドラマなどの影響も凄いようです。

ですから、吉田さんのように正しく「命・生・性」など講演活動をしている方と

メディアが一緒になったプロジェクトで、新しい教育を見出していきたいと

考えさせられた講演でした。


やはり私たち親もただ子どもを育てるだけでは駄目ですね!

色々な正しい情報を取り入れ、勉強しなければなりませんね!