「気づき」と「仕事」をテーマにセミナー(セッション)を行います。
仕事を成功に導く実践的な手法(ノウハウ)を中心としたものではありません。
仕事と私生活を生き生きと過ごすためのプラットフォームのようなものです。

私は、今までいわゆる経営コンサルタントとして経営者の方々や管理職をはじめ
多くの方々と接してきました。
コンサルタントの仕事は企業の業績を上げることです。
そのために働く人の労働意欲を高める様々な方法を模索し取り組んできました。

その取り組み内容はまだまだ十分とはいえません。
しかし同時に取り組みの方向性に常に違和感を感じていました。
「違和感を感じる」と表現したのは、今だ「これだ!」と言えるものを
突き詰めていないからです。

しかし今現在わかってきたことがあります。
人は皆口には出さないけれど、どこかで自分の価値観を変えたい、
これまでの考え方を根底から変えたい、本質的な心の変化を生じさせたい、
と願っていることです。

またその願いに気づいていても日々の生活の中で豊かさを求め
「自分の奥深くにある思い」を誤魔化してきたことです。

「気づきのマーケティング」は単に仕事のスキルではありません。

仕事の成功は必要です。
成功という果実がないと人はなかなか行動できませんから。

しかし本当の価値はその過程(プロセス)にあります。

果実ではなくプロセスの中で見つけた「学び」に本当の価値があります。


「気づき」とは、今までの視点を変えて本当の自分と向き合ってみること
理解し“わかる”ことではありません。
感じて“思い出す”ことです。
「マーケティング」とは、自己を表現することです。
言葉にして実行することです。


「頑張っているのに思うような結果がでない」
「仕事はそこそこ順調、でも何か違う、ものたりない」
「お金は大事、でも仕事の中にもっと喜びを見つけたい」
「“いやし”という言葉がついつい口から出てしまう」
「自分の存在価値がわからない」
「やっぱり…」「どうせ…」とすぐに落ち込んでしまう
「相手のために、と思って言っているのに、誰も応えてくれない」


こんな悶々とした思いを抱く方々に参加して頂きたいセミナー(セッション)です。


目的は

自分の長所を生かす方法や場所(ステージ)を決めて
そのブランドを表現する方法をつくること

そのために

自分の長所を整理してブランド化します。
「意識して起こす行動」と「毎日の習慣」を決めていきます。

これが、このセミナー(セッション)の中身です。


「氣づいてなりたい自分になるための処方箋」について無料レポートをご用意しています。
以下をクリックしていただきレポートをご覧下さい。
無料レポート「氣づいてなりたい自分になるための処方箋」

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「自分の長所を生かして一生懸命働く」

この言葉を、カーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授に教わりました。

膵臓­から肝臓へと転移したガン細胞。医師から告げられた命の刻限は――「あと3カ月から半­年」。こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のこ­ろからの夢を本当に実現するために』。それは、「最後の授業」であると同時に、幼い3­人のわが子に遺すためのメッセージでした。


ランディ・パウシュ教授「最後の授業」


その「最後の授業」の中で、私の心に残ったのが
「自分の長所を生かして一生懸命働く」 という言葉でした。

これは、 気づいて「なりたい自分」になるための処方箋 の具体的な姿です。


でも、言葉としては分かるけど、なんとなくイメージはできるけど
いざ実行しようと思うとなかなかできません。

ですから動くためにこの言葉を改めて分解して考えてみました。

1.自分の長所を生かすとはどういうことか?
2.一生懸命とはどうすることか?
3.働くとはどういうことか?

自分の長所を生かすとは、長所を整理してブランドとして組み立てることと思って下さい。
一生懸命とは、その状態であり表現でありマーケティングと考えています。
働くとは、人が動くことではなく、人のために動くことです。誰かのために動くことです。


ですから、「自分の長所を生かして一生懸命働く」とは


「自分の長所を整理してブランド化し、
生かす方法や場所(ステージ)を決めてそのブランドを表現し、
誰かのために動く」ことです。



これが、気づいて「なりたい自分」になるための具体的な処方箋になります。


「自分の長所を生かして一生懸命働く」という処方箋を作り上げる前に
しなければいけないことがあります。

まず最初にこんな頭の整理をしてみましょう。


今、あなたの頭の中に、「自分のなりたい姿」はありますか?




Step 1.なりたい自分の姿をつくる


例えば… なりたい姿と言われて
“家族が側にいて、友達にも恵まれて、お金に困ることのない仕事がある”
そんな姿がイメージできるかもしれませんね。


でも、本当にその姿だけを求めていますか?

家族 友達 お金 仕事 など周りの状況は見えています。
しかし、自分のことは見えていますか?
その時の自分の想いは見えていますか?


これを改めて考えてください。


“家族が側にいて、友達にも恵まれて、お金に困ることのない仕事がある”
とはその時の状態です。状態ではなく、その時の自分の想いを描いてください。


自分がどういう状態なら気持ちがいいか、自分発 で考えてください。

また、他人との関係はどうありたいか、人間関係に関わる部分で考えてください。
出会った仕事の中で、何を実現したいか、これも考えるポイントです。
そして、忘れてはならないお金との向き合い方も考えてください。


例えば、私にはこんな「なりたい姿」があります。


・愛情という言葉を超える「心のつながり」がある人が存在している
・お金や愛情など自分の願望をごまかさずに明らかにして生きている
・いつも前を向いている、ファンキーでカッコいい生き方をしている
・他人から求められる場所(ステージ)で、他人から求められる方法で
 自分も納得できる無理のない状態で行動している
・相手に対して心を開くことができる
・価値観を大切にしながらも、それにとらわれない生き方ができる
・自分の中にある隠したい部分(弱み)があることを素直に認めて
 他人に近づくことができる
・自分が大好きな人達に囲まれて、その人達も自分を好きでいてくれる
 

この中には、「ないものねだり」から来ているものもあります。
それはそれでかまいません。

まずは思いつくものを沢山書き出すことです。
後で変わってしまってもかまいません。

「なりたい自分」の姿を想い描くことは、未来の自分を知ることです。


次に自分の今を考えます。




Step2.自分の長所を整理してブランド化する


自分の長所を書き出してみます。
長所を、強み、能力、性格、価値観、経験、人間関係などの切り口で整理します。


他人が大変と思うことでも、自分なら簡単に出来てしまうことがあります。
簡単に出来てしまうのであまり気にもしませんが
実はそれが「強み」であったりします。

また、「能力」というものを改めて整理します。

ここでいう「能力」は、仕事というステージで使う「能力」です。
仕事で必要な能力を知ることで、これからの自分のパフォーマンスを高めます。
また「能力」は自分で高めることができる部分です。

この部分は、『能力発掘コンサルティング』 でも実施しています。


「性格、性質」は変えることはできません。

ある意味、「あきらめて=明らかにして」上手く付き合うのが得策です。

「あきらめて=明らかにして」とは投げやりになることではありません。
真摯に受け止めて、なおかつ「自分を責めない」ことです。
罪悪感や嫌悪感を感じないことです。

悪い部分にフォーカスしないことです。


また長所に大きな影響を及ぼすのが、「価値観」です。

しかし、その価値観も生まれつき存在していたものではありません。
今までの人間関係、環境のなかで作り上げられたものです。

ですからその価値観の出来上がった自分の歴史を考える必要があります。

価値観は変えることができるものです。


経験が長所になるとはどういうことでしょう。

成功した、満足した経験だけでなく、失敗した、うまくいかなかった経験は
心の中にしっかりに残っています。

ですからその原因をしっかりと受け止めて自分なりに整理すれば
他人にとって大きな貢献をすることができます。

ブランド化を行う上で大きな影響を及ぼすのが、「人間関係」です。
他人とどういうコミュニケーションがとれるのか、これがポイントです。


また人間関係の中で、自分短所と言えるような嫌な部分も
その短所について悩めば悩むほどその短所に対する深い知恵が蓄積され
他人のことを深く理解することができます。

短所の中にも、自分が気づかなかった魅力が隠れていることがあります。



Step2では、自分の強み、能力、性格、価値観、経験、人間関係など
これらを整理して自分の長所をブランド化します。



Step3.自分の長所を生かす方法や場所(ステージ)を決めて
そのブランドを表現する方法をつくります




自分の中の「あるもの」(長所)に目を向けてそれを生かすことで
「なりたい自分」を徐々に作り上げていきます。

整理された長所の何をどのように使っていくか考え、行動を起こしてください。
そのために、「意識して起こす行動」「毎日の習慣」を決めていきます。
言葉より行動や習慣を優先することで「なりたい自分」に近づくスピードが上がります。


例えば私はこんなことを習慣づけています。

(1)物事を建設的、楽観的に捉える
(2)相手の話を最後まで聞く 途中で話の腰を折らない
(3)相手の話を興味を持って聞く(相手と自分を比較しない)
(4)相手の良いところを探す(相手の悪いところを探さない)
(5)モノの価値そのものを見る(モノの価値をお金に換算しない)
(6)明日やるべきことを決めて今日チェックする
(7)感謝できないことを、1日の終わりに感謝できるように事実を書き換える
(8)瞑想する
(9)自分の波動、周波数を意識する
(10)プラス発想の言葉を使う
(11)感謝の気持ちを言葉にして相手に伝える
(12)怒ることがあれば深呼吸してみる 嫌なことを言われたら笑顔で返す
(13)「和顔愛語」 和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接する
(14)自分から話しかける


そして「意識して起こす行動」を決めてください。

今週、今月、今年と期限を決めて、今までやったことがないことに挑戦してください。
ヒントは、自分の中にある「心のブロック」を外す行動です。

一定の期間でその時出てきた感情や行動の結果を実践ノートでまとめて下さい。
たとえ行動ができていなくても、その時の「感情の記録」は後の財産となります。

例えば私はこんなことを行動として意識しています。

(1)すぐ結果がでなくても待つこと
(2)心から感謝するために感謝する対象を明らかにする
(3)不足しているものに意識を向けるのではなく、あるものに感謝する
(4)望む状況を視覚化する(イメージする)(シナリオを作る)
(5)相手の行動だけを観て、どの縁を大切にするかを判断する
(6)自分がヘコんでいる時、気分がウツな時はあえて自分ではなく自分以外の
   誰かの気分を和らげる 相手を喜ばせることを実践する
(7)相手に対し心を開く(表現する)
(8)正しい妥協を身につける
(9)情報、環境、付き合う人達を自分で選択する
(10)感情を具体的な行動に変える
   考えたことを言葉にして具体的なアイデア(行動)に変える
(11)自分の中にある隠したい部分(弱み)があることを認め、人との距離を縮める
(12)何故をいつも考えながら人の意見を分析し自分の考え方の癖を発見する
(13)自分や自分の周りにいる人達が普段どういう言葉を使っているか注目する
(14)心配の原因をはっきりさせる
(15)ほめ方のバリエーションを持つ  ほめる回数を増やす
(16)相手にばかり期待しない お互いに高め合いたいという願望を持つ
(17)自分の心のブロックを外して人の心に届くメッセージを発信し
   同じように悩む人を変える
(18)「理論が納得できないと行動できない」を変え、感情で動く

自分の長所を整理して出来ることを思い出し行動してください。
引き算で考えるのではなく、足し算で考えてください。
出来ないことに触れるのではなく、出来ていることをさらに強化してください。
直すのではなく、良い部分をもっと出してください。


あなたが毎日のように得ている一つひとつの小さな氣づきは
「なりたい自分」になるための宝となる可能性を秘めています


氣づきから「なりたい自分の姿」を実現してください。
そのために、「自分を変える気づき」を積み上げてください。


「自分を変える気づき」
(1)自分を愛でる氣づき
(2)人間関係からの解放
(3)仕事との関わり方が自分を伸ばす
(4)自分の中にある心のブロックに氣づく
(5)潜在意識の存在を認めて顕在意識の中で願望を実現する

そして、「なりたい自分の姿」をイメージしてください。
その時の感情や行動、状態をイメージしてください。

「なりたい自分」になるためにどうするか。
これがこのセミナーのテーマです。


今あるもの、自分の長所を使って「なりたい自分」を作り上げてください。
そのために毎日の習慣を決め、意識して行動を起こしてください。

自分の長所を生かす方法や場所を決めてそのブランド(長所)を表現し
誰かのために動いてください。行動してください。

それが「一生懸命働く」ということの意味です。


「一生懸命」は、楽しい状態でなければいけないのです。
自分が受け入れることのできる状態での一生懸命でないといけないのです。

起こす行動は、「自分の長所を生かして一生懸命働く」
これが、気づいてなりたい自分になるための処方箋です。


この個別セッションは、自分独自の『気づいてなりたい自分になるための処方箋』を
つくります。
処方箋ですので、作って終わり、というわけではありません。
むしろ、これがスタートです。


改めて、処方箋づくりの内容です。

Step1.なりたい自分の姿をつくる
Step2.自分の長所を整理してブランド化する
Step3.自分の長所を生かす方法や場所(ステージ)を決めて
そのブランドを表現する方法をつくる


以上を個別対応セッションとして行います。

事前のメールヒアリングと2日のセッションで、Step1からStep3を行います。
その後1ヶ月ほどの時間をかけて、もう一度Step1からStep3を整理していただきます。

2ヶ月目からは、「なりたい自分」になるために何をするか
具体的に習慣や行動を決めて取り組みます。
行動の結果だけでなく、その時の自分の気持ち(感情の気持ち)を書いて残していただきます。

3ヶ月の間、電話やメールで行動をフォローしていきます。
悩み、質問など何でもご相談してください。


「氣づいてなりたい自分になるための処方箋」について無料レポートをご用意しています。
以下をクリックしていただきレポートをご覧下さい。
無料レポート「氣づいてなりたい自分になるための処方箋」



『気づいてなりたい自分になるための処方箋』 個別対面セッション
 参加費用は 1名 60,000円 です


是非、自分独自の 「なりたい自分になるための処方箋」 を作ってください。
ご相談・ご質問お待ちしています。
ご連絡は、 ts01@kizukim.net  までお願いします。


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相手と自分は違うということに氣づき、理性によって共に歩む道を模索する
会うべき人に出会ったことに感謝して、相手に思いを伝えて執着しない
人を理解することはその人の言葉を理解することであり、その人の背景を探ることです
自分の中の隠したい部分(弱み)を認めれば、人との距離が縮まる
背中合わせで座っている