野生って | せかいあちこちたびだより

野生って

どうも!
日本を出発してから昨日でちょうど2ヶ月。
すこぶる元気にやっています。
変わったことといえば、手首足首が日に焼けたこと。
それと体中に斑点(虫にやられた痕)が100ヶ所以上できたことくらい。
銃痕じゃないだけいいとするか。

さてさてケニア。
ケニアといえばのサファリです。
行ってきました国立公園。
ナクル湖+マサイ・マラ国立公園3泊4日のキャンプサファリ。
キャンプといっても普通のテントではなく、
ベッド、シャワー、トイレ(水洗)完備の立派なテント。
なんなら普段私たちが泊まっている宿よりも立派なテントに宿泊するツアーです。

フラミンゴでピンクに染まるナクル湖を見た後、
向かった先はケニアでも一番人気のデスティネーション・マサイ・マラ国立公園。
公園入り口付近のマサイ族の村に立ち寄ると、
村の若者たちが民族ダンスでお出迎え。


南アメリカたびだより【改め】欧州アフリカたびだより

垂直1メートルは跳んでんじゃない??


村では彼らの住む家(土と牛の糞でできている)を見学したり、
火おこしの方法を教えてもらったり、
村のしきたりを教えてもらったり。


「観光化されててちょっとねー」とか言う人も多いけど、
こうして観光客に自分たちの暮らしを見せることで現金収入を得て、
それで自分たちの伝統的な暮らしを維持しているっていうのは、
私はありだな、と思った次第。
この現状を自覚してやっているというのが。
(わけもわからぬまま観光産業に組み込まれてしまっている人々も多くいるので・・・)


で、マサイ・マラ国立公園。
初めてのサファリだったんだけど。

南アメリカたびだより【改め】欧州アフリカたびだより


野生動物が

南アメリカたびだより【改め】欧州アフリカたびだより

あそこにも

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ここにも

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そして

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近い!


いやあびっくり。
こんなに近くに寄れるのね。
窓から1メートルのところにライオンの親子を見たときはちょいとびびった。


はじめてみるキリンの群れや、
音もなく草原をゆったり歩いていく象の親子はなんとも印象的で。

しかし、なんだか不思議な感覚。
ほとんどの動物が周りを取り囲むサファリカーの存在をまったく気にしない。
車に慣れているんだな、
人が周りにいることにもう生まれたときから慣れているんだな。
そう思うと、彼らは野生なんだけど、
なんといか大きな動物園とか、サファリパークに来たような。(行ったことないけど)
自分が安全な車の中にいるって言うのも大きな要因だと思うけど、
私にとって野生動物を見るっていう原体験が、
アラスカやカナダの森で、カヌーだったり歩いていたり、
要は襲われたらオワリな状況だからなのか。
強烈な「野性」を生身で感じなかったわけです、今回。


自分でもこう感じるのは意外でした、正直。
もっと感動すると思ったんだけどなー。


とはいえ一生に一度はしておいて損はない経験だったな、
そうは思いました、ほんと。




で、ようやく今回3カ国目のウガンダ到着。
思った以上にいいところでちょっとびっくり。
しばらくゆっくりするつもりです。



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