都会の条件
2日前にケニアの主都・ナイロビに到着しました。
人口30万人、言わずと知れた東アフリカ最大の都市。
そしてアフリカでも1、2を争う程危険な街とも言われているところでもあります。
日本のガイドブックには
『街の中は用がなければ歩かないこと』
『16時過ぎには2ブロック先に行くにもタクシー利用』
とかなんとか書かれており、
そりゃー当然この上なくビビルというもんですよね、一応女子ですし。
『白昼堂々と強盗が』
『10~20人に囲まれみぐるみはがされる』
『いきなり背後から頭を石で殴られ、気づいた時には病院のベッドの上』
どれもこれも本当にあった話。
後ろから石って・・・∑(゚Д゚)
ひとこえかけて欲しいよね・・・
こんな話には事欠かないナイロビですが、
そうはいっても人々はここで暮らしているわけですし、
私達もずっと部屋にとじこもっているわけにもいかないし、
ってゆーかそれじゃ暇だし。
なんで、貴重品はすべて服の下に隠して手ぶらを装い、
いつも以上に早足で、
いつも以上に後ろを振り返りながら、
ナイロビでも安全と言われている中心地のタウン地区を歩いているのですが。
とにもかくにも感動的に大都会!
街行く人は誰も私達に向かって『チャイナ!』とか言わないし、
スーパーには見知った品物が沢山並んでいるし、
ATMはあちこちにあるし、
道路には穴があいてないからよそ見して歩いても落下の心配はないし。
危険は危険なのだろうけど、
歩いているだけでテンション上がるあがる!
比べてみると、エチオピアってなんだったんだ・・・
アジスアベバがど田舎に感じる。
隣の国なのにこんなにも違うなんて。
しかしまあよく考えてみると、
随分と低いレベルで都会を感じている自分にもびっくり。
日本戻ったら腰抜けるんじゃなかろうか。
そんなこんなで治安の悪さにはおびえつつも、
夜は一晩中電気も水もある部屋で、南アフリカワインとタスカービールを堪能しながら、
ナイロビの日々を満喫しております。
本当は酒場に繰り出したいところだけど、
なんせ21時過ぎると周辺人っこ一人いないんでね、自粛自粛。
あさってにはケニアといえば、のサファリに出発。
ゾウやらキリンやら見てきます。