下記の記事から一部を抜粋。
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飲食店とユーザーの両者を幸せにする--写真共有「miil」がグルメぴあと連携

miilは食事の写真を撮影し、フレームや明るさ、色温度をタッチ操作で調整。コメントと飲食店のジャンル、店舗情報を入力して投稿できるサービス。TwitterおよびFacebookのアカウントと連携しており、それぞれのソーシャルグラフ上の友人、miil上での友人と投稿内容を共有できる。
 今回のアップデートに合わせてグルメぴあネットワークが運営する飲食店情報サイト「グルメぴあ」と連携する。これまで店舗情報にはfourquareのスポット情報とユーザーが独自に登録していたスポット情報を利用していたが、グルメぴあの店舗情報を追加することで、情報の精度を高める。「口コミで重要なのは、誰の口コミかという“Who”の部分。そこを担保するのは(miilのような)ソーシャルなサービス。だがソーシャルなサービスだけでは絶対的な情報にはならない。そこにグルメぴあが持つ、飲食店の正しい情報を結びつけていく」(FrogApps代表取締役の中村仁氏)
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これは面白いサービスだなと思います。
食べログから分かる口コミの大きな問題点の一つは、「誰」が言ったか分からないという点です。
miilはソーシャルサービスと連動させることで、その「誰」を明確にします。
これにより情報の信頼性を大幅に上げることができるようになり、特に消費者にとってメリットがあります。

また、点数制ではなく、知っている人による、写真とコメントの評価が書かれる点も面白いです。
点数の方がぱっと見は分かりやすいですが、お店にとってはその点数だけで判断されることになってしまいます。
それよりも、知っている人からのコメントを共有するというシステムの方がそれぞれの良さが引き立てられ、お店の人にとっても有益でしょう。

ソーシャルサービス、特にfacebookが盛んになってきたことによって、新たな口コミの形を創造することが可能になってきているな、と感じます。
個人的には、その人が何回そのお店に繰り返し行ったかということを記録することで、リピート率によるお店の評価とかいうことをしても面白いかなーと(消費者メリット)。
あと、投稿した写真をオンライン上でアルバムのようにまとめるサービスを行うことで(個人用とお店用それぞれ)、リピート率を上げる試作にならないか、と考えています(お店側めりっと)。

ほんじゃ。