野中が新王者に=OPBF・Sウエルター級

6月20日21時40分配信 時事通信

 プロボクシングの東洋太平洋(OPBF)スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦は20日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級日本王者の野中悠樹(尼崎)が、チャンピオンの飛天かずひこ(本名・日高和彦、新日本木村)を8回負傷判定で下し、新王座に就いた。
 野中は、2回に左フックでダウンを奪うとその後も優位に進め3-0の判定を得た。野中の戦績は19勝(7KO)7敗2分け。飛天は28勝(20KO)6敗。 

大橋がKOで新王者に=OPBF・Sバンタム級

6月21日17時0分配信 時事通信

 プロボクシングの東洋太平洋(OPBF)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は21日、愛知県産業貿易館で行われ、挑戦者の大橋弘政(HEIWA)が王者のロリー松下(カシミ)を7回1分50秒KOで破り、新王座に就いた。戦績は大橋が20勝(14KO)8敗3分け、ロリー松下が27勝(14KO)8敗1分けとなった。
 大橋は的確にパンチを当てる相手にポイントでリードされていたが、精力的にパンチを繰り出し、7回中盤にロリー松下をKOした。 


堀川、初タイトル逃す 日本ミニマム級 八重樫に判定負け

6月21日21時19分配信 京都新聞

堀川、初タイトル逃す 日本ミニマム級 八重樫に判定負け
第6ラウンド、堀川(左)の左フックが八重樫をとらえる(大阪市・松下IMPホール)
 ボクシングの日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦は21日、大阪市の松下IMPホールで行われ、同級1位の堀川謙一(SFマキ)=京都府長岡京市=は同級3位の八重樫東(大橋)に0-3の判定で敗れ、初タイトルを逃した。八重樫は初めての日本タイトル獲得となった。
 堀川は序盤の3回でリードを奪われ、カウンター中心の攻撃で盛り返したが届かなかった。京都のジムから19年ぶりの日本チャンピオン誕生はならなかった。
 ■「下手くそでした」…堀川
 「もっとうまいことやれたと思う。もっと…」自らを責める堀川の言葉が、陣営の悔しさをにじませた。序盤の3回までに連続リードを許したが、フットワーク、打ち合いで勝る堀川が逆転するチャンスは十分にあった。3人のジャッジの採点は、いずれも1~3ポイントの小差だった。
 積極的にプレッシャーをかけ、打ってきた相手のカウンターを狙う作戦だった。だが、世界タイトルマッチの経験もある八重樫は手堅いジャブを繰り出し、安易に攻めてはこない。反対に堀川はフックの大振りが目立ち、決め手を欠いた。
 ポイントを戻した後半も相手のクリンチに付き合ってしまった。「自分が下手くそでした」と堀川。親しい友人らに健闘をたたえられると、涙が止まらなくなった。再挑戦について問われた29歳は「うーん…」と沈黙し、答えは出なかった。体と心の傷を癒やして、今後の道を探す。


鈴木、年内日本王座挑戦を熱望!

6月22日9時25分配信 デイリースポーツ

鈴木、年内日本王座挑戦を熱望!
 4連続TKO勝利した鈴木典史=茅ヶ崎総合体育館
 「ボクシング8回戦」(21日、茅ヶ崎総合体育館)
 日本ミドル級1位・鈴木典史(P堀口)が、ノーランカーの岩尾剛(泉北)を右カウンター一発でキャンバスに沈め、4回TKO勝利を飾った。08年2月に日本王座に挑戦し、判定負けを喫してからこれで4連続TKO勝利。「今日はいつも通りの自分のボクシングが出来た。右には手応えがありました。今年中にもタイトル戦ができればうれしい」と年内の日本王座挑戦を熱望した。


ボクシング=クリチコが防衛、無敗のチャガエフが初黒星

6月21日14時25分配信 ロイター

ボクシング=クリチコが防衛、無敗のチャガエフが初黒星
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 6月20日、ボクシングのIBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチでクリチコがチャガエフを破り防衛。写真はチャガエフ(右)にパンチを繰り出すクリチコ(2009年 ロイター/Ina Fassbender)
 [ゲルゼンキルヒェン(ドイツ) 20日 ロイター] ボクシングのIBF・WBO世界ヘビー級王者のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と挑戦者ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)のタイトルマッチが20日に当地で行われ、王者のクリチコが第10ラウンドTKO勝ちで王座を防衛した。チャガエフはプロ27戦目にして初黒星を喫した。
 第10ラウンド開始すぐ、チャガエフの左まぶたが大きくカットし出血していたため、レフリーが試合をストップ。会場となったシャルケ04サッカースタジアムには6万1000人の観客が詰め掛けた。
 このタイトルマッチは当初、クリチコと挑戦者のデビッド・ヘイ(英国)との間で行われる予定だったが、ヘイの負傷により、対戦相手がチャガエフに変更されていた。

元世界ランカーのボクサー再逮捕=コンビニで現金奪う-大阪府警

6月23日20時36分配信 時事通信

 大阪市内のコンビニエンスストアに押し入り、現金約14万6000円を奪ったとして、大阪府警捜査1課は23日、強盗容疑などで、住所不定、プロボクシング元WBC世界ランカーのトーレス・マルティネス・健文容疑者(21)=恐喝罪などで起訴=を再逮捕した。同課によると、「間違いありません」と容疑を認めている。
 逮捕容疑によると、トーレス容疑者は5月11日午前1時半ごろ、同市西区京町堀のコンビニ「チコマート阿波座北店」に買い物客を装い入店。男性アルバイト(47)にアイスピックのようなものを突き付け「レジを開けろ」と脅迫し、現金約14万6000円を奪った疑い。 


長谷川感激!KO防衛誓う!長男から父の日レター

6月23日8時0分配信 スポーツ報知

 ◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング世界戦 ▽WBC世界バンタム級 長谷川穂積-ネストール・ロチャ(7月14日・神戸ワールド記念ホール) 王者・長谷川が22日、神戸市内で試合前最後の10ラウンドのスパーを公開。21日の父の日には、4月にジムに入門した長男・大翔くん(6)から初めて手紙をもらい、この日は愛息も練習する中で追い込み。父子(おやこ)鷹誕生へ、リングからパパの雄姿を見せる。

 スパーリングの傍ら、大翔くんがミット打ちを繰り返す。直接指導はしないものの、「見ている前で練習できる環境がありがたい」と王者。うれしいのは本人の意思で入門したこと。手紙には、グラブをはめた長谷川のイラストが描いていたという。

 自身も父の愛情を受けてここまで来た。先週には元ボクサーの父・大二郎さんから「大丈夫」とお墨付きをもらい、3戦ぶりの右構えに対する不安も払しょくされた。「やっと右への感覚が戻ってきた」。父への恩返しと息子への贈り物は、4戦連続KOしかない。


2009年6月23日

7月のスケジュール


7月2日/後楽園ホール●午後6時開始
最強後楽園
S・ウェルター級6回戦池田好治(宮田)×松橋拓二(帝拳)
L・フライ級6回戦斉藤直人(角海老宝石)×須田拓弥(沼田)
※他に数組

7 月3日/後楽園ホール●午後6時開始
最強後楽園
S・ウェルター級6回戦チャールズ・ベラミー(八王子中屋)×細川貴之(六島)
S・フェザー級6回戦松崎博保(協栄)×岡田誠一(大橋)
S・バンタム級6回戦三浦数馬(ドリーム)×田内絹人(横浜光)
S・フライ級6回戦佐藤洋太(協栄)×ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)
※他に川瀬伊達男(三谷大和S)×小澤剛(18鴻巣)、今井勝典(ワタナベ)×泉圭依知(18鴻巣)の5回戦。東日本新人王予選

7月4日/後楽園ホール●午後5時45分開始
第467回ダイナミックグローブ
★OPBFウェルター級タイトルマッチ12回戦
佐々木基樹(帝拳)×デクスター・デラーダ(比)
★日本S・フェザー級タイトルマッチ10回戦
矢代義光(帝拳)×三浦隆司(横浜光)
※他に五十嵐俊幸(帝拳)×ジョジョ・バルドン(比)、山中慎介(帝拳)×村田匡教(塚原京都)の8回戦。4回戦3組

7月5日/名古屋国際会議場●午後1時開始
ソウルファイティング33
★日本バンタム級タイトルマッチ10回戦
大場浩平(大一スペースK)×馬野晃(ハラダ)
※他に林翔太(畑中)×山本直(守口東郷)、小出大貴(緑)×鮫島康治(グリーンツダ)の8回戦。オケロ・ピーター(緑)×楠ジャイロ(松田)

7月5日/九州共立大学・福岡●午後1時開始
ミニマム級10回戦
土生拓郎(折尾)×ウィサンレック・シットサイトーン(タイ)
※他に切間庸裕(折尾)×デッドバンジョン・シットサイトーン(タイ)の8回戦。4回戦数組

7月5日/北谷ドーム・沖縄●午後3時開始
★OPBFバンタム級タイトルマッチ12回戦
サーシャ・バクティン(沖縄ワールドリング)×リチャード・サモシル(インドネシア)
※他に中真光石(沖縄ワールドリング)×フランシスコ・コルデロ(コロンビア)の10回戦。サラゴサ上間(沖縄ワールドリング)×牧野サトシ(琉球)の8回戦。又吉康幸(沖縄ワールドリング)×サンチャイ・シンマナサック(タイ)、高島忠剛(沖縄ワールドリング)×タヌペッチ・シンマナサック(タイ)の6回戦など

7月6日/後楽園ホール●午後5時45分開始
ゲンカツ・キムカツ・勝負カツ
フライ級8回戦
山口真吾(渡嘉敷)×ガオタワン・シッサイソン(タイ)
※他に國島隆弘(渡嘉敷)×吉岡健一(国際)の6回戦、新人王予選含む4回戦8組

7月7日/後楽園ホール●午後6時開始
MGファイト2009~タナバタ・イケメン祭
★OPBF女子S・フライ級王座決定10回戦
水谷智佳(宮田)×ヤン・イン(中国)
バンタム級10回戦
粉川拓也(宮田)×熊朝忠(中国)
※他に吉田真(宮田)×レブ・サンティリャン(石神井S)、細川バレンタイン(宮田)×長崎大之(F・I)の8回戦。小川利希(宮田)×寶創(F・I)、田部井要(宮田)×中野敬太(KG大和)、大久保充(宮田)×李文揚(中国)の6回戦。

7月9日/後楽園ホール●午後6時開始
ダイナミックヤングファイトボクシング
ウェルター級8回戦
井上庸(ヤマグチ土浦)×加藤壮次郎(協栄)
L・フライ級8回戦
黒木健孝(ヤマグチ土浦)×大内淳雅(角海老宝石)
※他に工藤貢(ファイティング原田)×小口雅之(草加有沢)の8回戦、高橋竜也(ヤマグチ土浦)×坂光輝(松田)の6回戦。4回戦2組。

7月12日/刈谷市あいおいホール・愛知●正午開始
GET THE VICTRY9
フェザー級6回戦
高山慎司(松田)×前川攻嗣(三河)
中日本新人王準決勝戦6組
※他に4回戦6組

7月12日/松下IMPホール・大阪●午後1時と5時開始の2部制
西日本新人王準決勝戦

7月12日/西日本総合展示場・福岡●午後1時開始
REAL SOUL BOXING
S・フライ級10回戦
大庭健司(FUKUOKA)×ペットクロンパイ・ソータンテッィプ(タイ)
※他に仁木一嘉(FUKUOKA)出場の8回戦。4回戦数組

7月13日/後楽園ホール●午後5時45分開始
第41回三迫ジム一門会
S・フライ級8回戦
福本雄基(三谷大和)×キューピー金沢(青木)
※他に平山悦久(ワンツーS)×大宮久志(国際)、加藤健太(三谷大和)×塩野翼(角海老宝石)の6回戦。輪島会長子息・輪島大千(輪島)×宮崎辰也(マナベ)の新人王予選など4回戦8組。

7月14日/後楽園ホール●午後5時開始
★WBC世界フェザー級12回戦
粟生隆寛(帝拳)×エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
※他に下田昭文(帝拳)出場の10回戦。スパイス松下(セレス)×佐々木悟(ヨネクラ)の6回戦、。4回戦4組。

7月14日/神戸ワールド記念ホール●午後5時30分開始
★WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
長谷川穂積(真正)×ネストール・ロチャ(米)
★WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)×高山勝成(真正)
※他にマルコム・ツニャカオ(比)×難波拓人(明石)の8回戦。チャンサク・シスサイソン(タイ)×高野誠三(明石)の6回戦。4回戦1組。

7月15日/後楽園ホール●午後6時開始
チャレンジスピリットシリーズ
S・フェザー級8回戦
会田篤(ワタナベ)×森田陽久(新日本仙台)
※他に古橋大輔(新田)×北村ダビデ(E&Jカシアス)、将生潤(ワタナベ)×和田吉史(協栄)、高橋勇治(横浜光)×前之園哲史(石丸)の8回戦。加藤和之(銚子)×濱中優一(国際)の6回戦。4回戦4組

7月16日/後楽園ホール●午後5時45分開始
オーバーヒート/ボクサーズナイト
★OPBF・Lフライ級暫定王座決定12回戦
家住勝彦(レイS)×山中力(帝拳)
※他に梁翼(中国)×稲垣孝(フラッシュ赤羽)の10回戦。凉野康太(五代)×ソニー・ゴンザレス(比)、レイナルド・ベラスケス(比)×笛木亮(ジャパンS)、ズリ・カンナン(レイS)×レイモンド・セルモナ(比)の8回戦。4回戦2組

7月18日/後楽園ホール●午後5時45分開始
角海老ボクシング
フェザー級10回戦榎洋之(角海老宝石)×李冽理(横浜光)
※他に坂本大輔(角海老宝石)×諏訪雅士(ピューマ渡久地)、藤井龍二(角海老宝石)×田畑光輝(花形)、杉崎由夜(角海老宝石)×金子大樹(横浜光)、松本良一(角海老宝石)×竹内佑典(JB)の8回戦。菊地廣隆(角海老宝石)×森島重樹(西城)の6回戦。4回戦1組

7月20日/後楽園ホール●午後5時45分開始
第2回ワタナベファミリー
ミドル級8回戦柴田明雄(ワタナベ)×吉田真樹(新日本カスガ)
※他に梅津宏治(ワタナベ)×矢板貴行(全日本パブリック)、吉田拳畤(笹崎)×中釜兵武(白井・具志堅S)の8回戦。川村貢治(ワタナベ)×百田諭志(オザキ)、山口憲一(ワタナベ)×若生然太(輪島)の6回戦。4回戦3組

7月20日/阿倍野区民センター●午後1時30分開始
第38回風間ボクシング・オンテックス杯
オール4回戦