ハッサ!ガーハ!
ビーチサッカーは日本代表の3戦目。決勝トーナメント進出がならないのは、決まっていたのですが、最後に1勝とって帰らなければ!と、選手達が気持ちもあらたに臨んだ試合は、ウルグアイに敗れてしまいました。
もうなんか、試合終了した時には、泣きたくなるような試合で。
今回、フジテレビの放送では、日本戦後にライブでインタビューをやっていました。
試合終了5分前を切って、日本のスタジオからの電話。「決勝ゴールを決めた新垣選手で行こう」と、インタビューの人選を話しあっているうちに、あれよあれよと2点を決められ、ひっくり返されてしまい、ブラジル人監督のネネンに人選を切り替えました。
ハッサもガーハも、闘志、根性、というような意味です。
ハッサとガーハだけで試合は勝てないけど、この前書いたアウグン マイスが、時にはハッサやガーハだったりすることもあります。
これから、日本に帰っていろいろ分析し、これから何をしないといけないか、ということが行なわれると思います。
選手達も今は悲しくてしょんぼりしているかもしれないけど、まずは一番最初に、ハッサとガーハを取り戻し、来年もまたワールドカップに帰ってきて欲しい。
言っておくけど、日本はビーチサッカーでは強豪。追われる立場でもあるんだから。
晩ご飯は、疲れた体にやさしい「ビタミーナ」。
バナナやパパイヤ、いちご、マンゴーなど、牛乳と合う果物を、牛乳と一緒にジューサーにかけます。その時、ビタミン入りのシリアルをスプーン2杯ほど入れて、ジュースにするのが、ビタミーナのミソです。
今日はバナナだけのビタミーナ。写真にすると、ただの牛乳?ですが、夜はあまり食べない私の、一番多い晩ご飯代わりです。
アウグン マイス
特に、サッカー関係者はすごく使います。
例えば、技術的にも、経験値的にも、十分優勝を争えるだけの実力を持つと言われていたチームが、何かパッとしない戦いに終始し、敗れ去った時。「アウグン マイス が足りなかった。」
逆に例えば、飛びぬけて有名な選手もいない、その上、ケガで何人か欠いて、厳しい戦いを予想されていたチームが、闘志あふれる試合を見せて、強豪を破った時。「サッカーではこういう、アウグン マイスで勝てることがあるんだ。」
「何か、もう1つ」という意味です。
条件が良くても、何か、もう1つが足りなくて、うまくいかないこともある。条件が悪くても、何か、もう1つがそれを上回る。それは、闘志や努力のような、気持ちだったり、工夫だったり…。
サッカーに限りませんよね。どんな時も、自分にアウグン マイスがあれば、困難に出くわしても、乗り越えられるかもしれないし、目標が達成できるかもしれない。
ビーチサッカーのグループリーグは3試合。日本代表は今日、初戦に引き続いて黒星。決勝トーナメント進出の夢が絶たれてしまいました。今年の日本は、そのアウグン マイスが足りなかったような気がします。
特に今日。実力差は感じなかったし、勝ってもおかしくなかった。リードもしていた。でも、最後は6対3まで広げられて、敗れてしまいました。
去年の戦いは、そうして差がついてからが日本。アウグン マイスで追い上げ、会場を熱狂させたものです。だから、今年はなんか、不思議なほどでした。何が違うのかなぁ。
でも、あともう1試合あります。グループリーグ突破はならなくても、何かを残す戦いをして欲しい…!
今日は会場の写真です。まずは、天気の良い日の会場はこんな感じ。
今日のリオは雨、雨…。雨の降りしきるスタンドでも、懸命に盛り上げようとする、ブラジル人、日本人のサポーターの皆さんがいます。
感謝!ですよね。
ロジャーさんへ
律儀なロジャーさん、ありがとうございます。2014年まで、ブラジルで生き延びていこうと、がんばりますー。
踊るアレキッパ
ビーチサッカーの会場では、インターバルの時に、ビキニで、チアガールみたいなポンポンを持ったダンサーの女性グループが登場して、元気いっぱいに飛び跳ねたり、健康的だけど、ちょっとセクシーなポーズが盛り込まれたダンスで、観客を盛り上げています。
これって、リオ開催の大会が始めたことで、外国で開かれるビーチサッカーの大会でも、ビキニの女性達のダンスは、よくやる風物みたいになっています。
ダンサーの人たちはみんな笑顔ですが、実はあれって、結構ハードなんじゃないかな。砂の上であれだけ駆け回って踊るのって。
いっつも思うのが、健康のためにも、体型維持のためにも、多少は運動しないとなぁってことです。
でも、根性なしの私は、「リオみたいな気持ちのいい街に住んで、ジョギングぐらいしないと」と言いつつ、したことがないんですー。
運動って考えると勇気がいるけど、踊りだと、楽しくやれるんじゃないかな、とか。踊りって、何の踊りにしても、間違いなく体力いりますよね。
ペルーのアレキッパに行った時に、アレキッパの地方の民族舞踏を撮りに行きました。
アンデス地方独特の、フリフリのドレスのような衣装。女の子だけでなく、男の子もみんな、スカートみたいのをはくんです。
さぞやかわいらしいダンスなのかと思いきや、いざ始まると、飛びはねたり、かかんで低くなったり、くるくる回りながら走ったり、ものすごいハードそうな動き。それにあわせて、ドレスのスカートがくるくる広がったり、ヒラヒラ舞ったりして、すごくキレイなんです。
踊りが終わっても、みんなハァハァ言いつつ、円陣を組んでクルクル回って、ダンスグループの名前を叫びながら、盛り上がっています。キレイだったよ、良かったよ、と拍手すると、みんなでカラカラ笑って、取り囲んでくれました。
私もしばらくは影響されて、アレキッパ滞在中は、その民族音楽を聴くたびに、クルクル回ってマネしてました。
踊りはそうやって、みんなで楽しくやれるのがいいですね。
というわけで、今日はアレキッパの民族舞踏の写真です。