人口減少が進み 様々なものが「余だす時代」に突入し始めた。その中でも1番問題になってくるのが住居の問題だと感じている。人口が減少すれば比例して「空家」が増えてくる、特に地方都市 もしくは山間部では空家は増加し続けて行く。同時に賃貸物件の空室率も上がって行く。先日もあるネット記事に「もう立地だけでは埋まらない賃貸物件の事情」が掲載されていた。

 

「これからの時代の賃貸物件」

今までの賃貸物件へのイメージというのは 持ち家の方からみれば「資産にならないのにどうして家賃を払っているのか?」「家賃と同じ金額で家が地方なら買えるじゃないか」という考え方が多かったと思います。確かにその通りだと思います、しかしこれからの時代は少し違って来ます。3大都市圏や政令指定都市では人口が多い分目立たないですが確実に空き室が増えています。だからこれから賃貸物件を創るというのはもの凄く「リスク」が高いと思われる時代になると予想されるのですが そんな中でも常に入居者が埋まっている状態の物件というのは「差別化」されていると思うのです。

 

ドットツリーの場合は 2LDK+小規模オフィス+広報アドバイス 駐車場1台付きで

最安月々10.5万円で借りる事が出来ます。しかし この「家賃」という概念をドットツリーではなくしたいと考えているんです

 

「入居すれば仕事のオファーがくる」

家賃を もし「広告宣伝費」に置き換える事が出来たらどうなるのか?そんなことをイメージしたのが最初です。もともと賃貸物件に住んでいても そこは「住まう」場所で 実際にお金を生む事はあまりありません、これは持ち家でも同じで普通の住宅ならばお金を生まない 逆にお金が掛かるものです、商店や事務所が併設されていればまた違うのですが この「考え方」を変えられないのかと思ったんです。

ドットツリーに入居している皆さんは全部で12軒、しかも1業種1社しか入れないんです。面談もクリアしなければ入居できないというハードルの高さ、だからこそ 入った段階で ひとつのフィルターをクリアしている事になるんです。ここに大事な要素があります(これは後日書くとして) 皆がそれぞれのリソースを持ち合うからこそ仕事が増えて行く、しかも取材もして頂ける可能性もある 仕事も増える この連鎖が起きれば 「家賃」というものを支払って ここにいる「意味」が出てくる すればそれは「広告費」もしくは「経費」という名前の項目に変わると感じています。

 

これからの時代 立地はもちろん有利な部分ですが それだけでは指値で言われてしまい 今までの賃借の立場がひっくり返るかもしれない、でもコンセプトや人がそこに住まう理由があれば 間違いなく人口が減ってもニーズはあるということだと感じています。 ただ賃貸を創っても危険ですよね 僕らも色々なアイデアを持っていますが 現場で試しつつ 多くの方にアドバイスしていきます