飯倉清太


大量生産 大量消費の時代から いま少し変わり始めて来ていると思います。 本当に世の中には物が溢れていて 自分の周りも自分の生活も物に囲まれていました。 しかし最近いわゆる断捨離をして 必要なのもを最小限に置くことに努力しています。 これがもの凄く心地よいんですね。
必要最小限で 今までの生活以上のパフォーマンスを作る「努力」をすることが楽しいんですね。

さて この考え方、実は前々から思っていることに通じます それは「人口問題」
地方は加速度的に人口が減って行きます、そこで世の中的に何を考えるかといえば 地方行政は
こぞって「移住定住」を始めます、今ではほとんどの市町村がやっているのではないでしょうか。
東京という一極集中を解消し 地方へ人を分散させる これが中央の考え方でもあります。

では 果たしてそれが「正解なのか」

実際やってみなければわかりませんし、これはあくまでも僕の考え方ですが これからの時代は
「量より質」だと考えています。 人を増やす事はとても大変なことで実際に一気に減って行きます(誰が見てみわかりますよね。)
地方の全てが人を取り合っていますから1人引っ越してもらうのも大変なこと。もちろん移住定住は必要ですから継続をするのは良いのですが 問題はそこに住む人達の事です。
例えば2万人の町から1年で1000人の人口が流出したとしましょう、数字だけ見れば1000人がいなくなったのですが では これ何が問題なのでしょうか? そう人口が減る=何が困るかを
だれも提唱していないんじゃないでしょうか。 仮に「税収」だとします、では1000人が減った
税収は一体いくらなのか? この場合 平均で取るのでしょうが、仮に1000人が高額納税者なら大変なことです。しかしもし逆の場合はどうでしょうか? 実は財政は逆に豊かになる可能性がありますよね。 表面の数字だけ見ても実際の中身はわからないというのが事実です。 とはいえ
分母が1000減れば 当然減るのはわかります。 ではどうすればいいのか

問題は残った1.9万の人で2万だったときの数字を補えるようにすればいいということですよね?

そんなこと出来る分けない!と言われるかもしれませんが、単純に1.9万の人が努力すれば
今までの水準を取り戻すことは可能だと思います。 そしてもうひとつ外から来る人のクオリティの問題。

 ある高校生が僕に言いましたが

「ビルゲイツひとり引っ越して来てくれればいいんじゃないですか?」 

まさに数学としては正しいですね。 とはいえ簡単ではありません。しかしトライして行かなくては将来的に絶対に達成はできないというのが本当のところですよね。大量生産大量消費の時代から 新しい価値観への時代へと動き始めている事は確かです。ならば人口問題も新しい時代へ入るべきだと考えています。コンパクトで優秀な人が集まりそして売上を上げて行く 
もう「不特定多数」ではなく「特定少数」への時代ですね