体って本当に奥が深くて
分からなすぎて嫌になる時があるんだけど
でも「分かった!」という時のすっきり感がたまらなくて
磁石に引っ張られるようについつい知りたくなるんです
最近 体のことで悩ませてくれる2つの論文がありまして
「食事回数と絶食の影響」https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrine1927/47/8/47_550/_pdf
「食事性肥満の成因」 http://p.tl/5TMc
この2つです
論文の中身はいずれも
「同じ摂取カロリーでも食事回数を減らすと肥満が増える」という内容なのですが
これが真実だとすると、エネルギー保存の法則が成り立たなくなるわけで
何らかの影響によって摂取したエネルギー(カロリー)が増えたという結論になりますね
ちなみに食品の消化吸収率、利用率は
何回分けて食べようが食事ごとにほぼ100%なので(繊維質の食物は吸収率が落ちる、ICUに入っている消化機能に異常がある患者でも83%の消化吸収率)
http://p.tl/7mwt
よく言われる、食事回数を減らすと、体が飢餓状態になって栄養をため込みやすくなるというのは違うと思います
だから
摂取カロリーが同じでも食事回数を減らすと
エネルギーが増えてしまう
つまり100kcalの米を食べるとして
回数を多くして食べると100kcalのまま
1回にまとめ食いすると120kcalになっちゃう?
ということだと思うので
現実的に考えると、ありえない気がしますが
今回の論文ではそういう結論になっている
だからよく分かりません
謎が解けるまでに
もう少し時間がかかりそうです