[釜山旅 03/13] 帰国の途へ
13時半を回った頃に国際フェリーターミナルへと戻り、まず手荷物預かり所に預けておいた荷物を受け取り、2階の出国フロアへと移って出国手続きを受けたあと、各地へと向かう船の乗船順を聞き…待合所で乗船案内待ち…。
乗船受付が始まるまでまだ30分程あったので、待合所近くの売店でビールを買おう…と思ったら? 出国前の売店では350cc缶のハイトビールがW1700で売られていたのに、出国(乗船)フロアの売店ではW300のボッタクリが入り?W2000に値上げされていました!! 出国免税店等とも近い売店なんだから、ビールも免税価格で売ってほしいもんですねぇ~!!^^;
そろそろ乗船開始かな?と、桟橋の入口で待っていると、初老のご夫妻から「何時にどこで上船を待てばいいのか」と質問され、それに答えたのですが…その何気ない出会いが、大阪到着まで色々楽しませていただける出会いに^^
娘夫婦の結婚式等を含め、ビザ無しギリギリの2ヶ月半もの間韓国に滞在し、大阪到着後には深夜バスを使い東京まで行き、埼玉の実家へ帰る…というご夫妻。 スゴイ陵の荷物を持っていたので、お手伝いにと一部を持って長い桟橋を渡り乗船開始です。
今回のお出迎えは、生のサックス演奏でした。

荷物を部屋に置いたあとは、デッキへ一直線!! 乗船手続きがスムーズに運んだのか、定刻より早く出港。 少しずつ離れていくフェリーターミナルや釜山タワーをボォ~ッと眺めていました。 そうそう…貨客船のパンスターでは、船旅の哀愁をそそるドラの音は鳴りません^^;

進路が定まり、黒い煙を上げエンジン全開です!!

防波堤を越え、いよいよ外海へ…。

しばらくすると、右手を高速船が抜き去りました。

甲板で旅の余韻に浸っているうちに1時間が過ぎ、船内アナウンスでイベント開催の放送があり、今日のイベントは「マジック教室」との事。

早速会場へと行ってみると?総勢8名のみの参加者でしたが、タネを見破ろうと全員必至に目をこらし見つめます。…が?そう簡単にタネを見破る事はできず、それが一層全員の負けず嫌い感を沸き立て、白熱する展開へ!!

そんな中に、乗船前に出会ったご夫妻も参加されていて、奥様の方が必至に手順を思い起こし、質問等を繰り返していました。 穏やかな口調の中にも、燃えたぎるものをお持ちのようです^^

そんなマジック教室を終え、のんびと湯船に浸かりながら対馬海峡の風景を楽しみ、しばらくくつろいでいると夕食の時間。 今日のメニューは、カツカレーとぶっかけうどん等の軽食的なメインメニュー。

そして、食後のコーヒータイム。 ご夫妻との3人での食事&コーヒータイムは、お互いの旅の話しを織り交ぜながら、のんびり楽しませていただきました。 早くに両親を亡くしているので、その分も楽しめたのかもしれません。

食事時間が終わり、しばらくすると今度は「のど自慢(カラオケ)大会」のイベントが…。 ところが、乗船客数が少なく、参加希望者も少なかったため、急遽船員さん達によるショーも盛り込みながらのイベント開催になったようです。
まずは、サックス演奏で開幕。

そして、チェロ演奏と続き…カラオケ大会へ。

そうこうしているうちに、間もなく21時を迎えるところで、船は対馬海峡から玄界灘、そして瀬戸内へと入っていきます。 釜山へ向かう時には、大きな波の揺れで入浴が禁止される程だった海も、この日は波も穏やかで、すんなり瀬戸内へと入る事ができました。
少々見辛いですが…右手には、門司港の夜景が見え

そして左手には、下関の夜景が間近に見られました。

次回…。 いよいよ「帰国&帰宅」の時を迎えます。