いつも めっちゃ優しいし
俺の事を見ていてくれる。
困った時 寂しい時 苦しかった時 悩んだ時 楽しかった時も
学生時代もずっと近くに居って
それが当たり前になっていた。
だから それが承志が何日も居らん事なんて考えてもなかった
承志の今回の出張がなかったら 今もこの気持ち気付かへんかった
アホやな~俺

今までもきっと 承志が俺に合わせてくれたから一緒に居れた
今度の昇格の話けってまで 俺との事考えてくれとるように いろんな事けって 俺と居ってくれたんや…その事に全然気付いてなかった
そう思うと めっちゃ愛しい
今 めっちゃ承志と一緒に居りたい
それって 俺の我が儘なんかな?ほんまは背中押してあげな あかんよな
でも 今は…俺にはできへん 
そんな俺でも ええんか?
 

凪沙「じょおじぃ~♥」
承志「おん?」
凪沙「ジョージ~ 」
承志「なんやねん」
そう言って両手で顔を包んで キスしてくれた。



こんな関係になったら 今までと何だか変わってしまう事が怖かった
でも 俺の告白にこいつは普通に受け入れてくれた。
今まで以上に甘えてくれる凪沙が可愛い
凪沙が俺とのこの関係に抵抗なかったのは
やっぱり 初めてやなかったんやな~って思うが…もうそれもどうでもよかった
凪沙が今 自分の側に居るんやから
もう 俺のもんや
誰にも渡さへんで…あの後輩とも仲良くしてほしくない
誰にもお前の事触れさせたくない



俺の昇格の話で凪沙なりに考えてるようだが
…もう お前の近くに居れないって言う選択は俺にはなかった
もし どうしても東京でと言うなら
辞退しようって 決めてた
だから お前がそんな複雑な顔する必要ないんやで


承志「凪沙…」
凪沙の頬におでこに首筋にキスする
凪沙「承志…こしょばい…んっ…ん」

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承志が上に倒れこむ
そのまま お互いを抱きしめる
承志「愛してる」
凪沙「うん 俺も」


凪沙「承志…俺…承志が近くに居らんと嫌や…」
承志「おん 知ってる」
凪沙「でも 仕事も頑張って欲しいねん」
承志「おん 頑張るで 」
凪沙「昇格もして欲しいねん」
承志「わかっとる もういいよ お前の気持ちはわかっとるから 昇格の話は今じゃなくても、がんばっとったら またあるかええねん でもお前とのこの時間は今しかないねん だからお前と一緒に居りたい」
凪沙「承志…ごめんな」
承志「何 謝るん?」
凪沙「昇格の事…」
承志「凪沙のせいやないやん」
凪沙「承志…好き」
承志「知ってる」








続く