日曜日の朝早く 凪沙はKats宅のベッドに
転がっていた

Kats「こんな早くに どうしたん?」
N「どうも  せーへんで」
Kats「承志と一緒に住み始めたんじゃなかった?」
N「住んどるよー」
Kats「で? 今日 承志はどうしたの?」
N「土曜日はな~ 忙しいから いつも帰って来るの遅いねん    だからな まだ寝とるから 邪魔せんよーに ここへ来た」
Kats「そっか~ 」
俺もこんな早く来られると 迷惑なんだけどな~
ちょっと しょげてる凪沙を追い返すのも 可愛そうだから  遊んであげよう
と 思っていたが……
N「Kats  お腹すいた 何かないん」
Kats「パンならあるよ」
N「パン 嫌や 」
Kats「あっ 凪沙の好きなカップ焼きそばあるよ」
N「いいねー」
と言う事で何故か 朝の8時に起こされて
カップ焼きそばを食べるKatsでした
食べてる時に 凪沙は 承志の店へ行った時の話をした。
N「な~ 俺 悪くないやん」
Kats「……(//・_・//)」
ただの のろけにしか 聞こえないが 凪沙はまじめに語ってる
そして いつもの如く よくしゃべる
二人でいたら うるさそうだな~
聞き役がいなくて 会話は成り立つのかな?
なんて 思ってると  凪沙のスマホが光ってる?
Kats「凪沙 スマホなってる」
N「ほんまや  もしもし~」
J「もしもしやないで  お前どこに居るん?」
N「ん? 今な Katsんとこ」
J「目覚めたら 居らんから 心配するやろ?」
N「だってな  寝とったから 邪魔せんよーに思うてん」
J「そっか~ じゃあもう 戻っといで」
Kats「承志?」
N「うん 俺の彼女」
J「ああ!誰が彼女や!」
N「だってな この前店で 言うてたやん」
J「それは スタッフに彼氏とは言えへんやろ?」
N「そうなん?」
Kats「ちょっと代わって!」

Kats「承志 今週空いてる?」
J「凪沙が 朝から邪魔しとって ごめんなKats  で撮影?今週?誰?」
Kats「みさきか 凪沙」
J「凪沙なら いつでもええよ  」
Kats「毎日 一緒で 撮影もで 飽きてこない?」
J「あいつが いつもハラハラさせるからな  飽きてる暇ないねん」
Kats「一緒に住んでも 上手く言っててよかった
じゃあ また 連絡して」
J「おん  凪沙に代わって」


N「承志~ 」
J「早く帰って来い!」
N「うん わかった(*'∀`*)v


N「じゃあ 承志が寂しがるから 俺帰るな」
Kats「うん  承志によろしく」


何だか 嵐が過ぎたような静けさに ほっとしながらもちょっと寂しさをかんじるKatsだった。
もう 凪沙の事ずっと見とるからか  娘を嫁に出すような 心境?こんなんかな?なんて思う


静かになったから もう一眠りしよう
Katsはベッドへ戻った





ただいま~
勢いよく帰って 出迎えてくれた承志に
タイブして抱きつく
キスした後
N「ちょっと まっとって足洗って来る」
J「おん 朝飯まだやろ?」
N「Katsん家で食っちゃった」
J「もう 何食うてん」
N「だってな お前いつも 起きないやん  」
足を拭きながら バスルームから出て来る
J「最近 すれ違いで話も出来なかったから 今日は休みにした」
N「そうなや~はよ言うてや!」
J「昨日も店で話せなかったやろ? 帰って来たらもう お前寝とるし 朝起きたら居ないし」
N「そんなら 遊ぼ♪」
昨日店が忙しくて 凪沙と全然話せなかった  凪沙が店から帰る後ろ姿が 寂しそうで 思わず抱きしめたくなった
生活時間が 違う為別々の寝室にしていた
でも  帰ると必ず凪沙の部屋へ行き 起こさないようにそっと 凪沙の寝顔にキスしていた
凪沙が休みの前だけは そっとベッドに入って
抱きしめて眠る  昨日もそうしたのに……
起きたら 凪沙が居らんくて
しかも コジロが 凪沙の部屋だったから
起こしに来るし
だいたい ちょっとくらい そのまま居ったら
ええんに よその男んとこ行っとって
( ̄□ ̄;)!!
俺 何Katsにまで妬いとるんやろ
J「お前 俺が起きるまで 何処にも行くなや」
N「寂しいかったん?」
J「おん 寂しかったん」
顔を見合わせて笑う
どちらともなく 引き寄せ合いキス
ただ 触れるだけのキスを何度も繰り返す
凪沙の表情が変わる
承志のキスが移動する
そのまま ソファーに押し倒す
にゃ~
俺が押し倒したのに コジロが凪沙の腹に乗る
J「もー お前邪魔すんなや  絶対わざと邪魔してるやろ」
N「コジロからそんなんするの珍しいなー」
J「もう お前凪沙は俺のやで」
N「コジロに張り合うなや」
J「あー もう凪沙 ベッド行こう」
N「やりたいん?」
J「おん  凪沙は?」
N「うん」
ベッドルームへ連れていかれた凪沙の姿を
不満そうな顔で コジロは見ていた




続く