ソーシャルワーカー として現在のCountyで働き始めてしばらくしてから、ふと思い当たったことがあった。

地方公務員。

こちらでは一般に、Public Services、と呼ばれる。 特に自分の職種や地位を日本語に訳してみる必要がなかったので深く考えたことがなかった。

あまり深く考えるたちではない。

何の映画か忘れてしまったが、マット デーモン と レオナルド ディカプリオの出演している映画の中で、警官相手のサイコロジストの女性が レオになんでここで働いているの? と聞かれた際に

" I believe in public services" と答えたのが妙に印象に残っている。

Private Services/Private Practice で働いた際、サービスを受けられる青少年たちがすべていわゆるミドルクラス階級以上の子供たちであった。

保険事情の悪いアメリカで良いサービスを受けられるかどうかが親の収入による。

アメリカ以外でも当然と言えば当然のことなのだが、ここでは差が著しい。

平等を願う私は Public Services, Non-Profit organizations で働こうと心に誓った (ソーシャルワーカーらしい決心 :( あまり深く考えない。思い立ったらすぐ実行)


さて、話を元に戻すが、アメリカの仕組みは、フェデラルと呼ばれる国の政府、州の政府、そして州の中のカウンティの政府というふうになっている。

カウンティにつとめる私は地方公務員なのである。

そのことに気づいた私は、思わす ウホーっとうなってしまった。


自分のイメージとあまりにもかけ離れていることに気づいたのである。


公務員のイメージとはまじめで、勤勉。仕組みと命令に従順 (公務員の方私のステレオタイプを
お許しください)。

日本にいた頃は、公務員になることなど考えたこともなかった。

第一、公務員になるには試験を受けなくてはいけない。 そんなことが私にできるはずがない。天性ぐうたらで努力しないたちである。


そんな私がアメリカで公務員。

日本人の私がアメリカで公務員。


不思議なこともあるものだ。

試験? 

そういえば受けました。 でもソーシャルワークに関することのみで一般常識やその他の難しいことは抜き。


いまだにしっくりこないが、私は地方公務員。



今日も一日 Public Services! がんばるぞ!