昨日に引き続いて、明るい話題・・といきたかったが、楽しみは後にとっておこうではないか(´ω`)y-~~

 とはいっても、別に暗い話題でもなし・・・まぁ時事ネタですな(・ω・)


 最近、サンケイが打ち出すキャンペーンの1つが、「民主の外国人サポーター制度への懸念」だ。

 代表的なのを1つリンクさせてみよう。


【民主党代表選】長尾一紘・中央大学法学部「外国人の投票は憲法違反だ」』 産経ニュース 9/06

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100906/stt1009060015000-n1.htm


 産経では、この記事以外にもここ1~2週間、「憲法違反じゃないのか」的な記事は何度も見られた。

 社説、正論、識者の声・・・


 僕はこの問題そのものを追及する気はないのだが、せっかくだから少し解説しておこう。



【外国人参政権を彷彿】


 そもそも民主政権は、外国人に地方参政権を与えようとする動き(主として小沢氏が積極的にやっていた)に対し、保守派が反発する、という流れがあった。

 選挙権は「国民固有の権利」であるため、日本国民以外に与えるのは憲法に反する。


 しかし、「地方選挙に限っては、投票権くらい、いいのではないか」という意見もある。

 また、欧米において在留外国人へ投票権が認められる動きが大きく、また日本には「特別永住外国人」すなわち在日朝鮮人問題が未解決のまま長引いているため、それへの配慮が必要、とも言われる。


 だが、民主党は「これを導入するメリット」を、国民にほとんど語ることなく、議論なしでコッソリ法案を通そうとしており、なにやらアヤシイ(・ω・)おそらくは外国人票目当てなのだろう。

 また、これに反対する保守派の多くも「外国人に乗っ取られる」などという、荒唐無稽な反論ばかりなのは情けない(´Д`)


 まぁそれはさておき、こういう背景に続いての、「サポーター問題」なのだ。



【外国人が総理を選べる!?】


 さて、民主の代表選は、国会議員+地方議員+党員の3つの票で争われる。

 そのうち、党員・すなわち民主党に金払っている人(サポーター)の中に「外国人が含まれている」というのが産経の懸念だ。


 この問題が憲法違反に当たるのか?

 詳しい法の問題は僕にはサッパリわからないが、感覚的には、法的にも同義的にも、問題がないように思える。


 第一に、外国人は一般の選挙に参加できなくとも、特定の政党を応援する権利がある。

 議員に献金をしたり、政党の応援会を開くのもOKだ。

 それは「政治の自由」というより、「活動・思想の自由」に近く、気に入った政党を応援する事は何の問題もない。


 第二に、首相を選ぶ選挙と言っても、直接制でもなんでもない。

 今回があまりに特殊なケースなだけだ。

 そもそも、党内で代表を選ぶのに、こんなガチンコ選挙をする自体が稀であり・・・そのうえ、たまたま今回は「与党」だったということだ。

 しかし、サポーター票は、毎度必ず反映されるわけではないし・・・究極的には、与党政党の代表に選ばれても、首相に就任しないのも自由なのだから、これで「外国人が直接、首相を選んでいる」と言えるだろうか?


「民主党は、そういう党である」とわかった上で国民に選ばれている以上、こうしたプロセスが生まれても、大問題とは思えない。


 ・・・ま、この問題は深く考える気はない。どっちにしろ、大した事とは思えないから・・・w



【民主議員の反応は】


 この産経の「違憲キャンペーン」に対する、民主重鎮を意見は、以下のようなカンジだ。


 仙石官房長官は、

「今回の報道で初めて知った。外国人サポーターの比率はわからない」

 と、実に無責任な反応('A`)


 小沢候補は、

「党運営の事は、党にまかせている」

 と、これまた無責任は反応(´Д`)


 菅候補は、

「問題があるとすれば、正していきたい」

 と、若干前向きながらも、やっぱヒトゴトww


 ・・・まぁ、すでに代表選が過熱するなか、今になって投票システムにケチをつければ、かえって選挙の公平性が疑われてしまう。両陣営とも「無責任」な事しか言えないのも、無理もないかw



【もう1つの、違憲】


 さて、公明党の「違憲問題」について解説するのは、あまりにデカイ話になるため、こんなブログの紹介でお茶を濁したい(・ω・;)


 津川雅彦『遊び』ぶろぐ サンタの隠れ家 より

『開いた口が塞がらない。小沢の総裁選出馬!』 9/10

http://www.santanokakurega.com/2010/09/post-148.html


 非常に極右的なブログだが、実はかなりピリリとしていて面白いのだ。

 津川さんの、「ホンネと妄想をあえて混ぜ合わせた」、存在そのものが上質のブラックユーモアなこのブログだが・・・どうもネトウヨさんの一部は、これの「すべて」を鵜呑みにしてしまうようだ。

 こりゃーあくまで「遊びぶろぐ」だと言う事を踏まえて読むべきであろうw


 まぁ、この長ったらしいブログの全体像はさておき、冒頭に「池田大作の政教分離違犯での・・・」なる記述が。

 菅氏が実際にこれを求めてるかどうかはともかく、こんな記述をあえて入れるあたり、津川さんは公明党がキライな事が窺える。

 そして・・・僕もマッタク同じ理由で、公明党がキライである(*ノωノ)


 まぁ、公明党・創価学会の政教分離問題に関しては、機会があればじっくり語りたいと思うが(今もたまたま、平野貞夫氏の公明党本を読んでいる)、今回、言いたい事は・・・


 産経新聞は、こちらももっと書きたててやっても、いいんじゃないの( ´_ゝ`)?



【創価学会に買収される新聞社】


 既成事実化されそうな領土問題にはうるさいくせに、既成事実化された公明党は批判しない。

 違憲と騒ぎたてるほどのことか疑問の問題を突っつきまわすわりに、間違いなく違憲な政党を批判しない。


 おそらくは、もはや大手マスメディアのほとんどが、「巨大財閥・創価学会」の巨額広告費なしには経営もあやうい、という側面があるのだろう。

 実際、創価学会やその系列出版社が、新聞・雑誌に占める面積は非常にでかい。

 さらには、数百万の発行部数をほこる、創価の「聖教新聞」は、なぜか自前の印刷工場を持たず、各地の新聞社の印刷工場に「委託」する形で発行されている。

 つまり、こちらの利益も、非常に大きい、というわけだ。シッポを握られているわけだね、新聞各社は(´ω`;)


「クリーンな政治」が大好きな僕としては、マスコミに懸念されることもなく、一般市民に知られる事もなく、のうのうと「クリーンな政治を」とのたまう公明党が、大嫌いである(`ω´)



学会批判、そういえばあんまりやってないねー・・・なんせ情報が少ないからねw

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久々の投票だよ!!『【民主vs公明】違憲性が高いのはどっち?

http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=47448

最近、使えるネタがなかったもんねー・・・w