おはようございます。
清々しい朝です
土曜日の大荒れの天気が嘘のようなです。
昨日の休日、ひな祭りは嫁さんの誕生日でもあります。
誕生日とひな祭りを特別祝うことができませんでしたが、
岩見沢に家族で栗城史多氏 講演会へ参加して来ました。
久しぶりに見る栗城君、元気そうです
みなさんご存じの方も多いと思いますが、少しだけ説明しますと、
彼はエベレスト無酸素(酸素ボンベ無し)単独登頂と登頂の姿を動画でリアルタイムで配信するという事にこだわり続けております。
彼は今までに世界6大大陸最高峰の登頂に成功しており、残すは世界最高峰エベレスト登頂
ただとても生身の人間ができる事ではありません
8000mは地上の酸素が3分の1、普通の人間は3～5分しか生きる事が出来ないと言われております。
しかもわざわざ気象条件の良くない、過酷な秋のエベレストを選んです。
エベレスト無酸素、単独登頂成功者は世界をみても過去何十年も居ない(てっ言うか、 登頂成功者いるのかな？)
そして膨大な費用もかかります。
前回のヒマラヤ遠征で動画配信の設備だけでも5000万円かかったそうです。
栗城君本人もエベレストに4回挑戦して未だ登頂には至っておりません。
昨年の秋(エベレスト4回目のチャレンジ時)
手の指に重度凍傷を負い
指9本第二関節まで切断しなければならないと診断されてます。
栗城君、一緒にエベレストに登った仲間(指)を大事にしたいと
感染症の心配がありながらも
今でも切らずに僅かな希望にかけ治療をしてます。
彼の講演は全て体験談なので、腹に落ちます。
夢は毎日、10回言う、口に十と書いて叶うだからだと
今現在、重度の凍傷の指を治してヒマラヤ登頂を諦めておりません。
先程も書きましたが、数々の医師に見てもらい、決まって切断した方が良いと言われてるのに、
毎日、諦めずに、その夢を口に出していると、
奇跡が起こります。
ある人から凄い先生を紹介して貰う事に、
東大の指の治療のスペシャリスト、
その方に治療をして貰うと今まで全く変化が無かった指の肉が盛りあがったそうです。
もしかしたら、切らずにすむかもと話しておりました。
また、これも印象的でした。
登頂時、彼がもっとも辛いのは最後のベースキャンプから、山頂にアタックする時だそうで、
生きて帰ってこれるかなと一番恐怖に襲われるそうです。
苦しみは、苦しみに向かうと苦しくなり、逃げると追いかけてくる、苦しみに感謝する。
「ありがとう、全てに感謝」と言いながら登るそうです。
そうする事で落ち着きを取り戻し酸素の消費量が減るとの事です。
また子供を，持つ親にメッセージが
できるか、できないかではなく、やりたい気持ちを大事にすると言うこと、
大学時代にマッキンリーに登頂を目指した時に周りの先輩や仲間、親戚、先生…
全員に無理と言われた、
ただ栗城君の父親だけは「おまえを信じている」この言葉が心の支えになり登頂に成功したと
まさにこの子供にこの親あり
親の懐の大きさを感じる…素晴らしい親父さんです。
まだまだ講演会での話しはつきません。
栗城君は小柄な体系で、とてもアスリートには見えません。ただ途轍もない夢に挑戦し続けています。
話しを聞くと勇気が湧いて来ます。
ありがとう栗城君
千歳でも栗城氏の講演会があります。
日時 5月17日(金) 7時～
場所 千歳文化センター大ホール
主催 ノラ企画
【ノラ企画】
千歳近郊のお母さん達が集まった畑を通して食育をメインに夢を持ちチャレンジし続ける団体です。
ちなみに僕の嫁さんもノラ企画のメンバーです。
また、ノラ企画のメンバーのお母さん達も文化センター大ホール1200名のお客様で埋めたいと大きな挑戦に挑んでおります。
詳細が決まりましたらまたご案内します。
是非、栗城君の話しを聴いて下さいm(_ _)m
ノラガールブログ
http://s.ameblo.jp/nora8girl/entry-11483154184.html