第12回Vリーグ個人の反省(ブロック編)
今回はブロックについて。
移籍した際に、松下より合成のほうがサーブに課題を持っているし、サイドブロッカーの高さなどを考慮して、前回のリーグよりブロック決定率・ブロック効果率は下がると考えていました。
しかし終わってみるとセット0.88本と前回よりも成績は良かったです。
それはなぜかと考えると、
まず、合成の強打レシーブがよく上がっていたというのがあげられます。
リベロの勝俣くん・森くんを中心にみんな粘り強くブロックから抜けたボールをレシーブしていました。
それで、ブロックを抜いても拾われるため無理をして強く打とうとしてブロックに引っかかってきたというわけです。
夏場にチームで練習していたブロックシステムが芽が出てきているという感触が少しありました。
しかし、まだまだ課題は山積みですので練習をしっかりしていきたいと思います。
他に去年の僕との違いは、データ活用です。
今リーグは初めてプロ(契約選手)として望んだわけですが、今回はバレーのデータ管理用にノートパソコンを1台自分用で買いました。
今までのデータ収集は、アナリストの部屋に行ってチームのパソコンでデータや映像を見ていたのですが、他の選手も来るので長くても1時間ほどしか独占できません。
データや映像の活用・収集は、ポジションや個人によって繰り返して何回も見るところや映像の編集のしかた、チェック方法が異なるので個人で見ないと完全なデータは取れません。(僕の場合はね)
数人で見ていても細かいところはチェックできず、ただ見ているだけになってしまいますからね。
そんなこともあり、個人でパソコンを購入することでアナリストにデータを入れてもらい、自分の部屋で納得するまで情報収集ができるようになり、プレーにも活かせることができました。(どんな情報収集かは秘密です^^)
他にも書けないことはありますが、結果的には今回もブロック賞をいただきました。
僕個人としては3回目なんですが、個人賞を取ったところでチームが勝たなくては何にもならないと毎年思います。
しかし、豊田合成バレー部としては日本人初の個人賞といわれた時は、こうやって一段ずつ豊田合成トレフェルサの歴史の階段を上がりたいなぁと思いました。
初の4強トーナメント入り、初優勝と一段ずつ踏みそこなわないようにのぼっていきたいです。
ホントは2段抜かしとかしたいけどね^^