ドレスデザイナーのKissaです！
今日はお知らせです
パリに渡仏し43年。ファッションの
本場でオートクチュールの技術を学び
仕事し、現在は継承に情熱を
注ぐ日本人男性がいます
名前は、谷脇かなえ 68歳
1964年文化服装学院在学中には賞を総なめにし、
三宅一生からの依頼でパリにわたり、
トキオクマガイ、フランクソルビエ、
名門ブランドで経験をつみ、自身のブランドも
手がながら、ESMOD PARIS校の
オートクチュール科で本場で培ったテクニックを、
次世代に継承するため教鞭も振るっています。
日本の芸能人美○憲○さんともお友達で、
美○さんがパリにこられるときは、
有名なメゾンも案内しておられました。
今まで日本ではあまり紹介されることは
なかったのですが、今回、読売テレビ
『グっと！地球便』
で取り上げられることになりました！
4月27日（日）朝10時25分～55分
次回予告のムービーで写っているHP
http://www.ytv.co.jp/chikyubin/
文章で紹介されているHP
http://www.ytv.co.jp/chikyubin/oa/next.html
本場のオートクチュールのテクニック
是非みなさまご覧いただけると嬉しいです
実は私のオートクチュールの師匠
でもありまして、わざわざ、パリから
電話してきてくださいまして、
『視聴率上げたいから宣伝して！』
とのこと（爆）
私は不在で父が電話をとったんですが、
『女みたいな名前ですみませんね。』と
相変わらずのカナエ先生節だったようです
私はかなえ先生ほどキョーレツな人と
出会ったことはありません。
きっと一生に一度くらいの方でしょう。
先生のエピソード･･･
犬の散歩のとき、糞をとらずに去ろうとしたら
（パリでは違反金を払わなければいけません）
警官に呼び止められ、名前を聞かれたときに
話した名前は『美空ひばり』（爆）
フランクソルビエさんのオートクチュール
メゾンで製作が深夜1時ごろになり、
私も一緒だったんですがメトロはもう終わってて、
歩いて帰るしかないんですね。
私は家が近くだったので、5分くらいで
走ってかえれたんですが、先生は徒歩30分は
かかります。そのとき
『先生、一人で怖くないんですか？』
と聞いたら
『演歌大声で歌って帰るから。』
とのこと（笑）ウォークマンでがんがん
演歌聴いて歌いながら帰られていました
パリで演歌って･･･ほんまに人寄ってこないと
思います（笑）
そんな師匠です。こんなキョーレツな
先生ですが、ほんまに腕はすごいんです！
その先生に、『きさちゃんは、数作ったら
なんとかなるから。』と言っていただけて
いますので、死ぬ前に成長した姿を見せに
いかないと、死体を家に送られてきそうです。
『きさちゃん、僕が死んだら死体送ってあげる。』
『いりません。』
という会話をしていましたので、
はやくパリに行かねば（笑）
という感じで話せば盛りだくさんの
伝説があります（笑）
写真はカナエ先生が製作した本皮のコート。
柄はくりぬいたり、パッチワークにしたり、
ステンドグラス風に作っていまして
部分的には膨らましているんですね。
中は綿だそうです。
こんなコート作れるのカナエ先生くらい
だとおもいます（笑）
パリの情報誌にも載ったそうですよ。
おもしろい性格がたぶんTVでは出て
こないと思いますが、
本場のテクニック是非ごらんくださいね！
～
本日のフランス語～Mon Prof sera à la télévision!
（私の先生がテレビに出演します！）
Kissa
