以前にも訪れたことのある十二大権現。
【過去ログ】 十二大権現 ~御岳山の子宝の神様~ ※由来は過去ログで
新滝からしばらく登ると、道沿いに大きな鳥居が見えてきます。
この周辺には、様々な講の施設があり、鳥居もたくさんありますので、見間違わないようにしてください。
十二大権現のお堂は、さらに階段を上った小高いところにあります。
人との対比で見ていただければお分かりのとおり、それほど大きなお堂ではありません。
この日は、ここを管理している方がわんちゃんを連れて様子を見に来られていました。
聴けば、お参りをされた方がマフラーを忘れたとのこと。
お堂の両脇には、子宝が授かることを願って 「さるぼこ」 が供えられています。
ちっとも古びた感じではないですね。
きっと参拝客が頻繁に訪れているのでしょう。
なになに?
「子宝お授け祈願の方は、ここにお供えしてあります人形 (さるぼこ) 1ケを頂きお持ち帰りの上、お守りとしておまつり下さい。子宝が授かりましたら、人形 (さるぼこ) 十二ケを作りお礼参りに来て奉納し参拝してください。」
とあります。
ということは、最低でも十二分の一以上の確率で子宝を授からないと、さるぼこは減ってしまうわけですが、真新しいさるぼこが溢れんばかりにお供えしてある、ということは、きっと霊験あらたかなんでしょうね。
管理人さんによると、お知り合いで実際に子宝を授かった方がいらっしゃるそうです
「あった!」
管理人さんが、脇の木にかけられたブランド物のマフラーを発見しました。
子宝を願う想いが宿るこの地には、穏やかな空気が流れていました。 (momo)