南木曽町にある「田立の滝」の素晴らしさについては、過去記事をご覧いただくとして、今回は滝へ行くまでの間をご紹介します。


「田立の滝」の瀑布群を見るまでには、粒栗平駐車場から約1時間、林の中を歩かなければなりません。
その間いろいろな巨木が出迎え、道案内をしてくれます。


最初に出迎えてくれるのが、
【もみたろう】(一般名:もみ) 駐車場から680m


木曽路名水探検隊のブログ-もみたろう

それぞれの樹木に設置されている案内板には、霧ヶ滝までの距離が書いてあります。



次は、【けやきち君】(一般名:けやき) 駐車場から890m


木曽路名水探検隊のブログ-けやきちくん



3番手は、【さわら大師】(一般名:さわら) 駐車場から1050m 


木曽路名水探検隊のブログ-さわら大師

樹齢350年以上と推定されています。
さわらは、湿気に強く加工しやすいことから桶や曲物などの木工品に利用されます。 



4番はやはり、【ひのきイチロー】(一般名:木曽ひのき)


木曽路名水探検隊のブログ-ひのきイチロー

駐車場から1410m、樹齢400年前後と推定されています。
※木曽地域に自生する天然のひのきを「木曽ひのき」と呼んでいます。



【つがえもん】(一般名:つが) 駐車場から1780m 


木曽路名水探検隊のブログ-つがえもん

ここから霧ケ滝まであと、370m
つがえもんから霧ケ滝までの途中に、螺旋滝がありますが、螺旋滝へは急な坂を下りなければなりません。



案内の目標になっている霧ケ滝です。


木曽路名水探検隊のブログ-霧ヶ滝

                                
「田立の滝」群には、この他に、天河滝、不動滝、鶴翼滝、そうめん滝、うるう滝などがあります。


「田立の滝」まで歩いて行く道のりは、苦しいものです。
しかし、特長ある樹木に、このような楽しい名前を付けてあることによって、苦しさを一時忘れることができました。


(nashi)