今回、初めて「田立の滝」を訪れました。


田立の滝は、坪川にあるいくつもの滝の総称ですが、私が特に気に入ったポイントは、「鶴翼滝(かくよくたき)」です。


雲上橋のすぐ近くにあるので、多くの人は、橋の上からこの滝を見ることになると思います。


橋の上から見ると、鶴翼滝の姿の全体がうまく見えないのですが、川の中から見るこの滝は、格別です。



木曽路名水探検隊のブログ-鶴翼滝


木曽路名水探検隊のブログ-鶴翼滝の橋

(川の中に入るのは、水量が少ないときのみとし、足元に十分注意してください。)



滝の高さは、5メートルほどですが、段々と流れ落ちる水の姿は、美しいものでした。


名前の由来ははっきりとはわかりませんが、滝の形が「鶴の翼に似ている」、というようなことらしいです。

(あいまいなことを言ってすみません。( ̄▽+ ̄*))



この「田立の滝」の魅力は、いろいろな表情の滝がある、ということでしょうか。


天河滝(てんがたき)は、その大きさ、勇壮さを見せてくれますし、そうめん滝や龍ヶ瀬(たつがせ)のように、やさしさを奏でるものもあります。


どの滝もそれぞれ魅力的です。



田立の滝は、坪川にあるのですが、阿寺渓谷の水の色とは違った色をしています。


木曽路名水探検隊のブログ-鶴翼滝の水


木曽路名水探検隊のブログ-鶴翼滝の水のみ


上の写真は、田立の滝のもの、下の写真は、阿寺渓谷のものですが、違いがおわかりでしょうか。


木曽路名水探検隊のブログ-阿寺渓谷の水

どちらも、美しい色をしています。



田立の滝へ行くためには、山道を歩いて登っていく必要があり、それなりの時間がかかるのですが、それ故に、多くの美しい滝に出会えた時の満足度が高い、ということでしょうか。


足腰に多少なりとも自信がある方にオススメです。


 (beyond)