知らないうちに、第2班の順番が回ってきていたんですねえ。 


 旧清内路村の水場めぐりを終えて、第2班担当地域である南木曽町まで下ってきました。

 最初は旧中仙道沿いにある「男滝、女滝」です。第2班は滝シリーズで木祖村の「床並の滝」に続き、今回2滝目になりますかね。


 ここは、R256から馬篭宿へと続く街道を、大妻籠を通って約2キロくらい走ったところでしょうか。「男滝、女滝」の案内板が見えてきます。

 だいぶ前に、個人的に2度ほど馬篭宿に行ったことがあり、ここを通ったはずですが、この滝はなぜか記憶にありません。道が変わったんですかね。それとも私の記憶が飛んだんかなあ。


 何はともあれ、滝の近くまで行ってみることにしました。急坂に手すりのついた歩道が整備されており、約50メートル程歩いて川筋まで降りました。川筋まで降りて、向かって右が女滝、左が男滝で、吉川英治の小説「宮本武蔵」の舞台となった滝であり、小説では武蔵とお通の情念の恋の場所として登場します。

 また、滝壺に金の鶏が舞い込み、そこから時を告げる鶏の声がしたという、倉科様伝説が伝わっています。


 このところの長雨の影響でしょうか。水量が非常に多いように感じました。落差はそれほどでもないのですが、写真で見るよりすごい量で(特に男滝)、圧倒されてしまいました。水が落ちる時の滝風(?)で、いままでの暑さも疲れも一気にぶっ飛んでしまいました。


「男滝、女滝」という名称のつく滝は、他に岡山県真庭郡にもあるようですが、全国的にみればもっとあるかも。

                                            (seisyun)

<写真>順番に男滝、女滝
木曽路名水探検隊のブログ-男滝 木曽路名水探検隊のブログ-女滝