乳ガンの治療。
ステージや種類によってそれぞれ違う。
手術、化学療法、ホルモン療法、放射線療法等。
皆、それぞれ覚悟がいるものです。
私は乳房全摘、ホルモン治療をしています。
32歳で乳房を失うこと、閉経すること。
思うことは沢山ありました。
それでも、どんな治療も受け入れる覚悟でした。
生きるために。
私が一つ思うこと、ご批判もあるかもしれませんが書きたいと思います。
ホルモン治療は楽で良かったね。
ホルモン治療なんて抗がん剤に比べたら幸せだね。
この言葉、胸に突き刺さりました。
確かに、ホルモン治療は抗がん剤より副作用も少ないですし、何より効く薬があるというのは本当にありがたいこと。
だけど、それでも、乳ガンにならなければしなくてよかった治療。
更年期症状くらいって言う人たち、更年期症状だけじゃないんです!
再発の不安と闘っているんです。
ホルモン陽性でも、トリプルネガティブでも、再発の不安は同じです。
ホルモン陽性だってわかり、私も喜びました。
抗がん剤が不安でしたから。
抗がん剤をやれば皆に病気がわかる、32さいで脱毛は辛い。等がありましたから。
何より、母の抗がん剤に苦しむ姿と自分が重なり本当に不安でした。
ですから、ホルモン治療ができること、効く薬があるということ、ありがたいと思って治療しています。
私は、ステージも1でホルモン治療もできてラッキーだったと思うけれど、それでも、乳ガンにならなければもっとよかったのに。
そう思っています。
抗がん剤なければ楽?
何だかひっかかってモヤモヤしています。
乳ガン治療している沢山の方たち。
再発と死への不安は同じだとおもいます。
どれも女性として辛い治療です。
皆、生きるために闘っているのは同じだと私は思っています。
不快に思われる方がいらっしゃるかもしれません。
失礼いたしました。