YouTube動画【 AdRev for a 3rd Party 】著作権侵害について | WARRIORZ(ウォーリアーズ)のブログ

WARRIORZ(ウォーリアーズ)のブログ

カスタムパーツ、カスタムペイントをテーマに!時にはYouTubeに関しても!

2013年以降【AdRev for a 3rd Party】【AdShare MG for a Third Party】なる著作権管理者と称する団体から、著作権侵害の可能性があると申し立てを受けるケースが増えて来ています。

これは、YouTubeに動画を投稿する際、BGMに使っている音源に対して、YouTube側の音源監視プログラムにより、自動的に検出されると申し立てを受けるようシステム化されて、その精度が高くなった事による物と認識しています。

今までに申し立てを受けた団体名として、【 WMG 】【 IODA 】【 The Orchard Music 】【 AdRev for a 3rd Party 】【 AdShare MG for a Third Party 】【 AdRev Publishing and One or more music publishing rights collecting societies 】があります。

3年程前からYouTubeに動画の投稿をしていて、当初は音楽の著作権に対する認識がなかった為、無名の古いCDからだったら大丈夫だろう...程度に考えていて、【 WMG 】【 IODA 】【 The Orchard Music 】から、著作権侵害の可能性があると申し立てを受けた事があります。
【 WMG 】【 IODA 】からの申し立ては、実際に無名の古いCDからの無名アーティストの曲だったので、申し立てを了承しました。
【 The Orchard Music 】については、作曲業をしている知人から「このCDの曲、使っていいよ」と許可(口約束)を得て使わせてもらった結果、【 The Orchard Music 】からも著作権侵害の可能性があると申し立てを受けました。もちろん、これも申し立てを了承しました。

いずれの動画も結果としては、動画が始まる前に全面広告が入ったり、動画の中にバナー広告が表示されたり、動画の下に曲名と曲の購入先のリンクが貼られただけで、今でも公開され再生できる状態になっています。再生回数も10000回~700000回といろいろです。

そんな経緯もあり、今ではYouTube動画に使える事を確認したうえ、「著作権フリー音源」を販売する会社から、「使用許諾契約書」付きで音源を購入しています。

しかし、それにも関わらず【AdRev for a 3rd Party】【AdShare MG for a Third Party】と称する著作権管理団体から、著作権侵害の可能性があると申し立てを受けるケースが増えて来ています。

実際にYouTubeに動画を投稿すると、動画の管理画面に
【動画に第三者が所有する曲が含まれている可能性があります。たとえば、動画内でその曲が背景に流れている場合や、登場する人がその曲を演奏している場合が考えられます。】
と表示され、その下に

一致する曲を再生するには、右の動画を再生してみてください。 一致するコンテンツが検出されたところから動画の再生が始まります。

動画は利用、再生できる状態です。

詳細: "◯◯◯←曲名",
音源管理者: AdRev for a 3rd Party

と、なっています。

これを、画面上で 「言語: 日本語 」→「Language: English」に切り替えると
下のような表示になります。

Your video may include a song owned by a third party. For example, this might be a song playing in the background or someone performing a song.

To hear the matched song please play the video on the right. The video will play from the point where the matched content was identified.

Your video is available and playable.

Here are the details: "LAB Newest Order-Scorekeepers",
sound recording administered by: AdRev for a 3rd Party

上記の動画は、2013年6月27日の時点で「異議申し立て」を行ない、現在は回答待ちの状態で
動画の管理画面では、"あなたの異議申し立て 13/07/27 まで回答を待機しています"と表示されています。
これについては、新たな展開がありましたらご報告いたします。

また、【 The Orchard Music 】【AdRev for a 3rd Party】【AdShare MG for a Third Party】と称する著作権管理団体を調べる方法がなく、ネット上でもクレームばかり書き込まれているようですが、【 The Orchard Music 】については、作曲業をしている知人に連絡し、実在する著作権管理団体だという確認が取れました。

しかし、【AdRev for a 3rd Party】【AdShare MG for a Third Party】は、実態が確認できない、不可解な団体です。