皆さん、こんにちは。
ウレタン・下張工程担当の小田です。

今回はウレタン加工の新兵器の話です。

イスの中に入っているクッションとなるスポンジを「ウレタンフォーム」略して「ウレタン」と言います。
イスの硬さや形状に合わせて積み重ねたり、貼り合わせたりします。

通常は平らな四角のウレタンを使用しますが、中には三角や台形のものもあります。
そこで今年の8月、創縫に導入されたのがこの「ウレタンカッター」です。
2枚の刃を高速で動かしてウレタンをスイスイ切ってくれます。



以前は長尺ナイフを使い手で切っていましたが、時間もかかるし切り口の断面も決して綺麗とは言えませんでした。
でもウレタンカッターを使えばあっという間に切れちゃいます。

しかも今までは切る事ができなかった厚みのウレタンも切れます。

ウレタンに傾斜をつけるために使用するだけでなく、仕上がったイスのウレタンの角を取ったり、段差を滑らかにしたりと用途は様々ですがとても助かる道具です。

このウレタンカッターを駆使して、新品以上の座り心地になるイスを提供できるように日々精進していきます。




引用元:ウレタンカッター
みなさんこんにちは。事務の杉浦です。

今週に入り急に寒くなってきましたね。

年末まであと少し、風邪などひかないように頑張っていきましょう!!!

 

今回はクッションのご紹介です。

この年末年始はおうち時間を楽しむ、という方も多いのではないでしょか?

そんなときにクッションがあれば枕にしたり、背中にあてたり、またお部屋の差し色にしたりと

クッションで色々なことができます(*^_^*)

 

SOHOでも色々なクッションを取り扱っているのですが

中でも私のお勧めはこちら。

お勧めその1



 

綺麗な花柄のクッションです。

置くだけでとても華やかになるし、肌触りもとても気持ち良いです。

 

 

そしてデザイン性を考えてクッションの周りのパイピングは同じ色に揃えてみました。

職人のこだわりです。



 

 

お勧めその2



 

黒色のストライプのクッションです。

こちらも肌触りがとても良くてお部屋のアクセントになります。

 

そしてこちらのパイピングは差し色で黄色にしてみました。

黄色と黒のコントラストがとても素敵でオシャレです(^_-)-☆

 」

 

ちなみにお値段ですが、45㎝角クッションで

3,500円(税抜)からになっています。

 

SOHOのクッションは椅子生地を使っているので、とても丈夫でいろんな柄があるんですよ。

なので椅子とお揃いにしたり、色違いにしてみたりと色々なことができるんです。

生地のカタログから選んで自分だけのクッションを作ることもできますよ。

 

お部屋の気分を変えたいときやプレゼントなどに、ぜひお勧めです!

他にも沢山素敵なクッションがありますので、ぜひ遊びに来てくださいね。






引用元:クッションでお部屋も気分も模様替え!
みなさんこんにちは。試作縫製担当の杉浦です。

 

12月に入り途端に寒さが増し、本格的に冬の到来ですね。

新型コロナウイルスも第三波で再び自粛ムード、、。我が家はクリスマス、年末年始すべて冬ごもりになりそうです。

 

さて前回『玉縁』についてお話ししましたが覚えてますでしょうか?

今回はその玉縁を使った仕様をご紹介したいと思います。その中でも難易度の高い2種類を紹介します。

どちらも食堂椅子の背もたれによく使われます。

1つ目は『作り玉』です。

これは張りたい部分の椅子の形に合わせて型を取り、布地の断ち端を折り曲げながら玉を入れて縫い上げる方法です。

created by Polish


 

型を取る際はウレタンや布地の厚みや伸び率を考え、さらに使う玉縁の巻代と縫代で裁断寸法をミリ単位で決めます。

 



 

今回の椅子は四方に作り玉をしました。

 

これをタッカーで打って張り上げます。

 





 

タッカーで打つ場所がL字の木枠に多く使われます。

2つ目は『打ち付け玉』です。

こちらは玉を別布で作り縫い付けます。

 

 



 

作り玉同様ウレタンや布地の厚みや伸び率で型を取り、それに今回は縫代のみ付けて裁断します。

こちらもミリ単位での作業になります。

玉縁の太さは布地の厚み、椅子の溝の深さや幅によって決めます。

 



 

今回は三方に打ち付け玉をしました。

これをタッカーで打って張り上げます。

 

 





 

タッカーで打つ場所がコの字やL字の木枠に多く使われます。

どちらも型取りが非常に難しく、場合によっては何度も張って微調整します。

一見見ただけではどのような張り方になっているのかわかりません。

みなさんもご自宅の椅子がどのような作りになっているのか一度見てみると何か発見があるかもしれませんね。




引用元:玉縁についてパート2