一言寺をあとにして、またまた迷いながらの寺巡り。
地図が読めない人の特徴は、根拠のない自信「たぶんこっち!」
何度も経験して、何度もそれは違うを経験してるのになぜか未だにたぶんこっち!で進んでしまう・・・たまぁ~にピンポ~ンだったりすることがあるからついつい(笑)??
1回だけ道を尋ね・・・、辿りつけた恵(えい)福寺。
ここはほんまにお初のお寺さん。
こちらに居てはるのも「腹帯地蔵菩薩」。丈六(268・2㌢)の大きな坐像。
お腹のところに帯を巻いてはるので」そう呼ばれるんやそう。とゆうことで安産祈願。おかげさまで我が家的には無事終えることができたので、感謝の合掌。
創建当時は天台宗~現在は浄土宗のお寺さん。かなり大きなお寺さんやったんも今は昔。その名前を知る人もかなり少ないんちゃいますかねぇ~。
ご本尊は阿弥陀如来さん。阿弥陀さまの後ろの左右の柱に龍の名前を書いたんがあって、夫婦の龍なんやとかで、浄土宗の守護神やと。名前忘れても~て調べたけど、どこからも拾えない・・・・なんやったかな~。
恵福寺からほどない距離(ここは迷わず)にあるのが真冬のはだか祭で有名な法界寺さん。
こちらの薬師如来は宗教上の理由から真正面から拝むことはできず、横顔を拝顔。
日野家の氏寺から「日野薬師」とか日野家伝来の小像の薬師如来を胎内に収めた「胎内仏」から安産、子育ての「乳薬師」とも呼ばれる薬師如来は実は秘仏。
お薬師さんに今回はNANA姫の子育てなどを祈願してよだれかけを奉納。
初めての事だらけで四苦八苦しながら気張ってはるみたいやけど、乳薬師さんのご加護がありますよ~に。
中には丈六の阿弥陀さまがいてはります。初めてみた時はびっくりしたわぁ~。
ここ日野薬師さん、実は親鸞さんが生まれたとこといわれてま。
親鸞さんも日野家の出~なんよね。
得度のころの親鸞さん。得度して「範宴」(はんねん)さんとなるわけです・・・・
明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
親鸞聖人が9歳の時、仏門に入る決心をして天台座主である慈円を訪ねた時、すでに夜だったので、「明日の朝になったら得度の式をしてあげましょう」と。
すると聖人は「明日まで待てません」といって詠んだ歌。
意味は、「今美しく咲いている桜を、明日も見ることができるだろうと安心していると、夜半に強い風が吹いて散ってしまうかもしれない」→「明日自分の命があるかどうか分からない、だからこそ今を精一杯大事に生きていきたい」
9歳でこんな歌詠める???詠めたからこそ宗祖になるまでの人になれたんやろね・・・・。