萬福寺さんでも普茶料理を供しているんやて。そ、料理屋さんで食べた覚えないしナァと調べたら・・・・判明やぁ
なんてたってこのお寺さん中国風。
アジアの寺院では「マカラ」ってゆうワニの一種みたいな、インド神話に出ている怪魚を魔よけに。。
これは総門の屋根に。
ヒレの代わりは足が生えてま~
ここのすごいところ、見どころはものすごくたくさんの仏像群を、間近に拝顔できるし、写真撮影もできるん(撮影禁止は修行僧)。
三門(ここは三を書く三門で、三解脱をして結界域に入るって意味)を入って真っ先に目に入ってきたんは
天王殿にドドド~ンといはる布袋さん(都七福神やし)。中国では布袋さんは弥勒菩薩さんの化身なんやそうで、ここ萬福寺では弥勒菩薩さんとゆうそうな。
満面の笑み。その笑顔みてるだけで、幸せになれそ~
その真裏に居てはるんが韋駄天(いだてん)さん仏舎利(遺骨と棺)を盗んで逃げた捷疾鬼(しょうしつき)を追いかけて取り戻したことから、韋駄天さんは足の速い神さんとされ、足の早い人の事を「韋駄天」ってゆうやん。
この韋駄天さん超男前
時間があったらもう少しゆっくりお話をしてみたい方やわ~
お釈迦さまを守る護衛隊やん「天」ってゆう立場の仏像は。
そやから韋駄天さんがじっと見つめるその先の大雄宝殿(だいおうほうでん)には。。。。
ふつうお釈迦様の脇侍といえば文殊、普賢の両菩薩さん。
でもここは禅宗。ということで、阿難さん伽葉さんが脇に。
阿難さんは記憶力抜群の方で、お釈迦様が解く仏法を正確に記憶し、それを迦葉さんが文字に起こし後世に伝えたというらしい。。
この迦葉さん、この前妙心寺さんの冬の旅で書いてある方ですわ。
http://ameblo.jp/kisaragi215/entry-11151780472.html
ちょっと天王殿に戻ると、四天王さんがいてはりま。
東南西北という覚え方で「じぞうこうた(地蔵買うた)」と覚えると記憶しやすいかも。アタシはそれで覚えたし。
東=持国天、南=増長天、西=広目天、北=多聞天(単独やと毘沙門天とゆう)。
多聞天さんは4人の時のリーダーさん。仏舎利殿を持ってはります。いかなる時もお釈迦様をお守りします~ってゆう決意の表れ
どれもきれいな状態でお立ちになってはります。ゆっくりしたいお堂ですわ。
回廊にそって南に向かうと伽藍堂。ここには華光菩薩さんが、弁財天さんと大黒天さんを従えていま。
お三方とも財神とゆうことで、しっかり手を合わせ「なんとかしておくれやす」とお願いを
萬福寺を象徴する画像として(学生時代から見てた)超有名なんがこの魚梆(かいぱん)。魚の形をしていて、これを叩いて時を知らせるとゆうもの。
斎堂=食堂の前にあって、食事の時間を知らせるのは「雲版(ウンパン)」ゆう、銅製のもん。雲の形をしているからそないに呼ぶそう。
まぶたのない魚とゆうところに「不眠不休」の修行の意味があるそうで、これを鳴らすことで時間は2度と元へは戻らない、「一期一会」の形を表すんやそう(かいつまみすぎてよくわからない??)。
この魚の頭と尾をくっつけてまあるくしたんんが木魚で、これも黄檗宗が日本に伝えたものの1つ。
いくら回っても終始のがないという禅宗の霊魂不滅の象徴仏教倫理なんやそう。。。
ふ~む
この先が大雄宝殿って訳です。
まだこの先長いので、、ひとまずこの辺で、また明日。