延暦寺西塔エリア | いちごねーさんのほっこりまったりコトコト生活

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京都と信州行ったり来たり。自分の足で探したあんなコト、こんなコト思いのままに・・・・
かわいい家族のニャンズも登場~。



いちごねーさんのほっこりまったり古都コト生活-戒壇院
昨日ちょっと流してまったけど、この延暦寺で一番注目する建物は、戒壇院。すごく小さくて、大講堂から阿弥陀堂へ行く途中にあるんやけど、きっとサラッと見るだけで終わってしまいそうなそんな建物なんやけど。

奈良時代の仏教は得度、授戒は国家制度によって支配され、その支配をしているんが関西では奈良の東大寺さん(東大寺戒壇院)だけやったん。そやから、邪魔くさい手続きをして、奈良までいかんと、要は正式な僧籍をもてへんかったってことやねん。それを最澄さんは「おかしい」と異議を唱え、お上(嵯峨天皇)に訴えた訳や。なかなか認められずに、やっと許可が下りたんは、最澄さんが亡くなった1週間後やったということ。

以来延暦寺でも、得度、授戒ができるようになったってことらしい。。。


延暦寺ゆうとこは、いろんな歴史を持ってるお寺さん。宗派内の対立があったり、僧兵が力を持ったり、そうかと思えば命がけの修行を行うようになったり・・・

有名な修行といえば「千日回峰」と「待真12年間の山籠り」。この「待真」の行が行われているンが「浄土院」。12年間一切世間さまと遮断された生活を送り、ひたすらお廟をお守りするという、気の遠くなるような修行をするんやそう。



いちごねーさんのほっこりまったり古都コト生活-常行堂
西塔エリアに入ると、弁慶の担い棒のようだと揶揄される担い堂(常行堂と法華堂)が。ちょうど法華堂では行の真っ最中。中からお念仏を唱える声が聞こえていたし。







いちごねーさんのほっこりまったり古都コト生活-法華堂
常行堂は堂内を南無阿弥陀仏を唱えながら90日間歩いて行う行をするんやそう。








いちごねーさんのほっこりまったり古都コト生活-釈迦堂
長い階段を降りると釈迦堂が。信長の焼き討ちにあい、その後秀吉さんが宗派的に対立していた三井寺の金堂を移築、再建しはったん。すごい人やなぁ~


延暦寺は横川(よかわ)エリアもあるんやけど、チト遠い。またいずれいってみたいとこやなぁ。




バスの中から見た琵琶湖&大津市内。ため息がでるくらいきれかった~



いちごねーさんのほっこりまったり古都コト生活-大津市内






また、今日信州に戻り、明日の母の退院を終えたら、本格的に引き上げてきま。

4匹でいったのに、3匹しか連れてこられなくなってしまい、悲しくて悲しくて。

7月後半はアタシにとって記憶をなくすような出来事ばかりやった・・

8月はホンマ、祈りの月としてしっかりお精霊さんを迎えたいと思うんや。。