Yさんの話~第三話~


~六花の看取り~


グループホーム六花の入居者のYさん



9月22日深夜に亡くなられました。



最後の一週間は、無呼吸状態が何回も何回もあり、家族様は仕事も休み、毎日通われていました。



最後の日の昼には、大好きだった飼い猫(S君)と共にベッドで寝ていました。



認知症の最終段階での老衰でした。



家族様は、特にこの一週間、Yさんと死と向き合い続けてくれました。



さんはとても幸せだったのではないでしょうか。



最後は、グループホーム職員5名、六花訪問看護ステーションの看護師2名と私と計8名で見送らせて頂きました。



家族様から教えられたのですが、火葬された後の遺骨も白くて、固くしっかりしたものだったそうです。



私たちが目指すものは、年月とともに、またYさんから教えてもらったことにより、確固たるものになっていく、ならないといけないと思います。そうなるまで頑張らないといけません。



挑戦はまだまだ続きます。



Yさん、ありがとう。



またいつか。



それまでバイバイ

Yさんのお話~第二話~


Yさんがグループホームに入居される前は、外部介護保険サービスを受けながら過ごしておられました。


私がすることはてなマーク入居されるまでのYさんとの関わりです目


Yさんは、毎週末にはショートステイを利用されていました。私は毎週面会に行くようにし、そうすることによって少しでも信頼関係が築けたらと考え、通い続けましたニコニコ


認知症であるということを考え、その状態を勘案しグループホームにスムーズに入居していただけるようにニコニコ


それが家族様にとっても安心していただけることと思っていますニコニコ


Yさんは常に私を待っていてくれていましたニコニコ一時間以上話すこともありましたニコニコ


いよいよグループホームの入居日です目その日はY家では法事があり、法事が終わった後の予定になっていました目


当然、私が迎えに行きました音譜


Yさんは私を待っていてくれていました。自ら車に乗り、私には喜んでいるように見えましたニコニコ


ありがたく、嬉しい!!


入居後は問題もなく、安定した普段の生活を送ってくれていましたが、認知症の進行を抑えるところまではいかず、確実に進行していき、現在(3年経ち)は、ターミナル状態になりましたしょぼん


私たちは、3年間の思い出とともに、それを思い出し、感じ、最後まで責任をもって看取りたいと思います。


あと数日・・・


~第三話に続く~



Yさんの話~第一話~


Yさんとの出会いは、3年ちょっと前です。あるケアマネジャーの紹介で「グループホーム六花への入居を」から始まりましたニコニコ


Yさんは認知症がかなり進んでいて、在宅での介護も限界な状態でしたしょぼん


Yさんの自宅に初めて訪問したときは、役所の人が来るとの設定での面談でしたあせる


管理者とケアマネジャーと3人で行きました。Yさんは何のことかもわからない感じでしたが、いろいろな質問に対して、きちんと答えてくださいましたニコニコ


猫が大好きで、その当時は猫から離せなって強く感じたのが印象に残っていますあせる


その訪問からまだグループホームオープンまで2ヶ月あり、その間は私との関係を築くことに力を注ぐことになりました音譜


グループホーム六花への入居までの関わりが、今では一番印象的で、Yさんに対する強い思いを今持っている礎になった時間だったと思いますニコニコ


そのYさんも入居から3年が経ち、今現在は食事も摂れなくなっています。ターミナルです!!


~第二話に続く~


 



Uさんからの宿題


グループホーム六花に入居されていて、一年前に私が代理人として病院で看取ったUさんの話をしました。


亡くなられたのが去年の5月15日です。


その時の話は、お墓参りをさせていただいたことによって最終話とさせてもらました。


実は、Uさんからは宿題を与えられていたのです。


それは、独居だった自宅の処分です。


先月にその依頼があり、今月に解体することとなり、解体が終了したのが偶然にも命日の5月15日でした。


当社は建築事業部もあり、自社で最後の宿題も出来ました。


これで全ての約束を守ることが出来ました。


出会いからの責任を背負う覚悟をしてから3年、短かったかもしれませんが私の背負った責任を果たせました。


Uさんは喜んでくれているのかなぁはてなマーク


満足してもらえたかなぁはてなマーク



介護職員の不足と質


福祉社会全体の話かもしれませんが、介護職員が慢性的に不足してますよねしょぼん


自社のような小規模の営利法人だとなおさらですよねしょぼん


大きいところや、税制上の優遇されているところには勝てませんよねしょぼん


離職率も高いし、一から育てようとしてもすぐに辞める、勘違いをする等、経営者としては頭が痛いですしょぼん


指導する職員にも自覚が足らないのでしょうかはてなマーク


経営者としては、指導する立場の職員から育て、その職員が部下を指導するという当たり前の構図が、この社会には当てはまらないのでしょうかはてなマーク


介護という職につく覚悟のないままに仕事をするという方もたくさんおられますよね!?


大きい法人には優秀な人材がたくさん居てるのでしょうかはてなマーク


これらは決して小さい問題ではなく、政策として考えないと近い将来たいへんなことになるのではないでしょうかはてなマーク


経営者(私)の指導能力及び人としての成長も同時に必要でしょう!!まだまだです!!


頑張り続けます!!